魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

行ったら寝てる

2010年11月12日 | ワイン ~2019年
「ラリラリさん、カルトワインがあるとですばい。飲みに
来んですか?」


長崎ジンファンデル愛好会の会長としては飲まねばならぬ
宿命のワインが待っている!

という連絡を受けて、急遽お店のあとかたずけ。


向かうはたんたんさんのワイン会へ。




しきゃ~し、到着すると・・・・・


何ということでしょう!







4人で飲んでいるはずなのに、3人は寝ているではありませんか!?


暗い画像ですが、ひとり微笑むのはむーとんさんでごわす。




さてと、今夜も飲むぞ~!





1 NV Poissinet-Ascas (Champagne)
ポワシネ・アスカとでも読むのでしょうか?シャンパーニュです。
気品と優しさのある泡。攻撃的でなくつつましやかな泡でした。



2 2005 コルトン・シャルルマーニュ(ニコラ・ポテル)
おいおい、これかよっ! すごい厚み、ミネラル感。さすが
堂々としたボディ。今飲むにはさすがに硬い。けどまいう~。





画面左より右へと飲みます。


3 2001 ヴォルネー シャンパン(M・ダンジュヴィユ)
柔らかくておとなしめ。だがちゃんと力を蓄えています。
刺々しさのないなめらからラインが印象的。


 
4 2001 ヴォーヌ・ロマネ クロ・デ・レア(ミシェル・グロ)
ヴォルネーのあとにヴォーヌ・ロマネですから、明るいチェリー
やフルーツが“らしさ”を見せてくれる。まだポテンシャルも
感じる。フィネスが優雅に漂う。



5 2001 クロ・ド・ヴジョ(メオ・カミュゼ)
獣臭や旨味成分が厚みとともに押し寄せる。いろんな成分が
堂々とした行進をなし、大聖堂へと向かうようだ。



そして目玉。

6 1976 カレラ ジンファンデル エッセンス(USA Half)
ピノで有名なカレラがZinを造っていたとは!
しかも76年!極めてレアなボトル。
オリ舞う中、梅やベリーのキャンデー状態。
ひょいと飲んだものの、この中にはいろんなアメリカやカレラ
の歴史が詰まっているに違いない・・・と勝手に酔っぱらって
のたまうラリラリの私。

むーとんさん、ありがとうございました。



2001年というちょっとしたオフ年ですが、ほど良い飲み頃。
1級畑くらいまでは別格クラスを除いてほぼちょうど良いの
かもしれません。


さてと、今日もしっかりと飲んだラリラリピノさん。
クロ・ド・ヴジョの風味のごとく行進して帰りました。

明日もまた新たなワインが待っているのでごわす!。

コメント (2)
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