魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

世界一のソムリエにたてついてみる

2010年11月20日 | ワイン ~2020年
何とかボジョレー・ヌーヴォーの配達での騒ぎも収まり
ホッとしております。


あとは喜んでいただくだけですが、果たして・・・・???






五島町にあった「麺処 わげ」が矢上に移転。「ラーメン わげ」
として新規オープンしたようです。

本日こそ行ってみたい。





さてと、本日の試飲です。


2009 マコン・ヴィラージュ(コロヴレ・エ・テリエ)
   (仏、ブルゴーニュ、シャルドネ種、白、千円台)


お手軽マコンということでのお試しです。
いよいよ当たり年といわれる09年。どうでしょうか。


香りは桃、熟した梨、ハーブ、青草、鉄やミネラルなど。

味わいは開けたてはボリューム感がありましたが、時間と共に
閉じ気味となりました。まだ正体を現すには早すぎるのでしょう。

エキス分もありそうなのですが、軽め、薄めの要素もあります。
まだどれが本当の姿か決めかねる状態です。
これこそ判断するのが難解なワインです。


が、一緒にテイスティングした家内は言いました。


「水っぽいワインを飲むほど人生は長くない」と。


確かに薄くて水っぽくて退屈するワインは人生の無駄な時間かもし
れません。

このワインは世界一のソムリエ「オリヴィエ・プジェ氏」がセレク
トしたワインですが、まあ、現時点ではそんなに面白くありません。
ただし、ちょっと熟成するとある程度のものにはなるとは思います。

まあ、プジェ氏が造っているわけではありませんし、彼を責めるわ
けでもありません。むしろ逆に「あの時はあんなこと書いてごめ
んなさい!」と言えるようになると一番良いでしょう。


人生の先が分からないのと同様に、ワインの先も分らないのです。

だからこそ面白いし、スリリングでもあるのです。

コメント (2)
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