魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

ラジエ・メレディス

2007年01月05日 | ワイン ~2020年
今年2本目です。

2002 Lagier Meredith Syrah
   ラジエ・メレディス シラー(USAナパヴァレー、赤、6300円)

美しいラベルでしょう!味も美しいですよー。
香りはスミレ、ブルー&ブラックベリー、ミントなど。なぜかクリーニングから
戻ってきたセーターのビニールを破って嗅いだ香りをイメージします。

味わいは濃く、厚めでスパイシーな果実味です。USAらしくガシッ!っと来るのか?
と思っていたら、違っていて、ピュアな果実味がスーッっと入り込み、濃度が高く
タンニンも多い割にはきれいで飲みやすいです。
とてもスイスイと入ってくるので、飲み過ぎてしまうのが心配?かな。

あまりUSAっぽくなくて、むしろローヌの「コルナス」あたりをイメージして
しまいます。さらにこの果実味の生き生き感は自然派を連想させます。
ラベルには一切書いていないので、輸入元に問い合わせてみましょう。

ちょっとお高いので取り扱うのは難しいでしょうね。
コストパフォーマンスが悪いわけではなくて、この指向性の味わいを求める
お客様があまりに限られてしまうので、お奨めする方を探すのが難しすぎる、
というのが不採用の理由です。
難しいですねー。

でも私にとってはとても素晴らしいワインでした。ピノじゃなかったけど。




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