魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

試飲会行ってきました。

2006年02月16日 | ワイン ~2020年
試飲会行ってきました。約125アイテムでした。
これをどうやってやっつけるかご存じでしょうか? 実は、当然ですが飲まずに吐き出します。(何ともったいない!) でもたくさんのワインをテイスティングすることが大事ですから、飲むわけにもいかないです。(酒に強い方ではないのです)

また、試飲会慣れしてくると、「必殺、試飲会フォーム」というのがあります。右手にはワイングラス、自分で注ぎ自分で飲む。
そして左手ですが、たいてい出品されているワインのリストを持っています。そして必須なのが紙コップ。親指を紙コップの内側に入れるように淵を持ちます。紙コップの中に含んだワインを力強く吐き出すのです。口中の切れが良くなるためです。ピンと来たワインに出会ったらワインリストにメモを取っていきます。
でも、とってもとっても美味しすぎるワインの場合は正直、飲んじゃう事もあります。飲むことによって本当の余韻が分かります。(吐き出す場合は余韻を推測することになります)もしもこのフォームで飲んでるワインバカを見つけたらそれは多分私なのかも。

さて本日のメインは
2003 Ch.カロン・セギュール、2003 Ch.ラグランジュ、
2001 パレオ ロッソ(マッキオーレ、伊)等
高価なワインも出展されていました。当然素晴らしいのですが、ピノ好きの私が1本だけおごって頂けるとしたら・・・・・
2003 ヴォーヌ・ロマネ(ミシェル・グロ)です。
ちょっとベタかも知れませんが、正統派のブルゴーニュです。
突き抜けるようなチェリーや赤系の果実の香り。きれいな酸と厚みのある果実味。ビロードのような滑らかさと甘さ。フィニッシュも、とてもとてもきれいです。

しかし、これらのワインはご褒美。高いのは美味しくて当たり前。お手軽な価格でグッと来るワインを探すのが仕事です。さあ、たくさんの中から何にしようか? 2、3日冷静に考えてから結論を出します。


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