「忘年ワイン会」を行いました。
父の入院、介護などの影響もあって、今年の半ばはワイン会もできませんでしたが、最近は落ち着いて
きたので10月、11月、12月と連続で開催出来ました。当店のペースとしては奇跡的。良かった~です。
今回は少し怪しい?ワインを飲んでみようとリストアップをし、スリリングな気持ちで臨みました。
まずは白から。
1 NV コラン プルミエクリュ ブランシュ・ド・カスティーユ(シャンパーニュ)
目が細かく、格調高い。これは美味しい!
2 2015 シャブリ キュヴェ・テット・ドール(ビヨー・シモン)
特級ブランショと1級モンテ・ド・トネルに挟まれた区画。きりッと引き締まり整った味。
3 1998 ムルソー ペリエール(ルロワ)
最初の難関。ムルソー村のトップクラスの畑。さすがはルロワ。厚みと深みずっしり。圧巻。
ルロワを飲むとブルゴーニュワインの本質を見せつけられる。やはり本物の造り手だ。
ただし今やたらと高いワイン。
ここから赤へ。
4 2016 ブルゴーニュ ピノ・ノワール(ヴァンサン・エ・ソフィー・モレ)
基準値の赤を1本。きれいで若々しい。
5 2014 ヴォーヌ・ロマネ(レシュノー)
鉄板の赤をということで選びました。しかし2014年はまだ少々硬い。時間があると良かったかも。
あと2年くらいは待ってやりたい。もちろん味わいはさすがのヴォーヌ・ロマネ。
6 2001 ヴォーヌ・ロマネ レ・ラヴィオル(ジャン・クロテ エマニュエル・ルジェ)
第2の難関。この年は神様アンリ・ジャイエの引退年。彼が手掛けた、関わった可能性あり?という
わけでしたが、若干のセメダイン。しかし時間が経つとある程度は消え、ちゃんとお花畑が出てきます。
7 1997 クロ・ド・ラ・ロッシュ(アルマン・ルソー)
第3の難関。しかしこれは大丈夫。果実味MAXからはピークは少し過ぎているもののしっかりと獣臭。
黒々とした重い風味と重厚感。さすがのルソーでした。これ今かなり高い。
8 2014 ジャイアントステップ ヤラヴァレー ピノ・ノワール(豪)
Yさんよりの差し入れ。甘くジャミーで優しい果実味。フランスとの違いが良くわかります。
こうやって勉強もできます。
最後に追加で飲んだのがこちら。
2012 サントネ― 1er レ・グラヴィエール(ブリュノ・コラン)
やはりこの造り手はがっしりとしています。堅固で力を蓄えタンニンもしっかり目。
そしてコストパフォーマンスがすごく良く、味わいも充実。4千円台。
グランヴァンのあとでもちゃんと美味しく飲めました。
やはりワイン好き同士わいわいと飲むのは楽しいひと時。
ネタがある限りは来年も集って飲みたいものです。V・ファーレンの天皇杯は残念だったけど
鬱憤を晴らせました。
今回は忘年なので贅沢でした。次回は質素にやってみようかなあ。
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