魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

忘年ワイン会

2019年12月22日 | ワイン ~2019年

「忘年ワイン会」を行いました。

父の入院、介護などの影響もあって、今年の半ばはワイン会もできませんでしたが、最近は落ち着いて

きたので10月、11月、12月と連続で開催出来ました。当店のペースとしては奇跡的。良かった~です。

今回は少し怪しい?ワインを飲んでみようとリストアップをし、スリリングな気持ちで臨みました。

 

 

まずは白から。

1  NV コラン プルミエクリュ ブランシュ・ド・カスティーユ(シャンパーニュ)

目が細かく、格調高い。これは美味しい!

 

2 2015 シャブリ キュヴェ・テット・ドール(ビヨー・シモン)

特級ブランショと1級モンテ・ド・トネルに挟まれた区画。きりッと引き締まり整った味。

 

3 1998 ムルソー ペリエール(ルロワ)

最初の難関。ムルソー村のトップクラスの畑。さすがはルロワ。厚みと深みずっしり。圧巻。

ルロワを飲むとブルゴーニュワインの本質を見せつけられる。やはり本物の造り手だ。

ただし今やたらと高いワイン。

 

 

ここから赤へ。

4 2016 ブルゴーニュ ピノ・ノワール(ヴァンサン・エ・ソフィー・モレ)

基準値の赤を1本。きれいで若々しい。

 

5 2014 ヴォーヌ・ロマネ(レシュノー)

鉄板の赤をということで選びました。しかし2014年はまだ少々硬い。時間があると良かったかも。

あと2年くらいは待ってやりたい。もちろん味わいはさすがのヴォーヌ・ロマネ。

 

6 2001 ヴォーヌ・ロマネ レ・ラヴィオル(ジャン・クロテ エマニュエル・ルジェ)

第2の難関。この年は神様アンリ・ジャイエの引退年。彼が手掛けた、関わった可能性あり?という

わけでしたが、若干のセメダイン。しかし時間が経つとある程度は消え、ちゃんとお花畑が出てきます。

 

7 1997 クロ・ド・ラ・ロッシュ(アルマン・ルソー)

第3の難関。しかしこれは大丈夫。果実味MAXからはピークは少し過ぎているもののしっかりと獣臭。

黒々とした重い風味と重厚感。さすがのルソーでした。これ今かなり高い。

 

8 2014 ジャイアントステップ ヤラヴァレー ピノ・ノワール(豪)

Yさんよりの差し入れ。甘くジャミーで優しい果実味。フランスとの違いが良くわかります。

こうやって勉強もできます。

 

 

最後に追加で飲んだのがこちら。

2012 サントネ― 1er レ・グラヴィエール(ブリュノ・コラン)

やはりこの造り手はがっしりとしています。堅固で力を蓄えタンニンもしっかり目。

そしてコストパフォーマンスがすごく良く、味わいも充実。4千円台。

グランヴァンのあとでもちゃんと美味しく飲めました。

 

やはりワイン好き同士わいわいと飲むのは楽しいひと時。

ネタがある限りは来年も集って飲みたいものです。V・ファーレンの天皇杯は残念だったけど

鬱憤を晴らせました。

今回は忘年なので贅沢でした。次回は質素にやってみようかなあ。

 

 


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