魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

ポマール-四川パンダ

2021年01月07日 | ワイン 2021

本日のワインです。

前回に続きポマール(村)で行きましょう。これは試飲ではありません。

ちゃんとした家飲み。長年貯蔵していたワインです。

 

2005 ポマール 1er クロ・ブラン(アルベール・グリヴォー)

   (仏、ブルゴーニュ、ピノ・ノワール種、赤、売ってない)

 

クロ・ブラン(ブランは白の意)という畑名ですが、赤の畑です。

2005年は我らがV・ファーレン長崎の誕生年。そして極め付きの当たり年。

 

開けたてから赤い花や蜜、ピチピチした赤系フルーツ、チェリーやカシスなどが

香ってきます。いや~、まだ若さあります。熟していて、乳酸、肉、シナモンやスパイスも。

 

味わいは15年以上経ったとは信じ難いほどの若さと張りを持ち、エレガントと

チャーミングさもあり驚いています。さすが2005年(ゼロゴー)です。

 

今年はV・ファーレン長崎に飛躍して欲しい一念で開けてみましたが、J1昇格に

取っておいても良かったなあ。(笑)

タンニンは細かくなっており、酸味はちょっとだけ丸さはあるものの、リリース時と

変わってないと思います。これは2018年ものも欲しくなるなあ。

 

ポマール村のワインが好きだと言った方とは未だ巡り合っておりません。

つまりは極めてマイナーで、極めてブルゴーニュ好きの証明となるかもです。

かつてポマールワイン会とか、ヴォルネイワイン会とかやりましたが、あまりに

マニアックすぎてその価値が分からずじまいな感があります。(笑)

 

でもね、これが良いんですよ。当店ワイン会ではそんなニッチでマニアックなテーマが

好きなんです。多分世の中で1%以下の支持を得られる内容です。今は大変ですが

コロナが収束しましたら、もちろんそんな会をやりますとも~。

 

 

 

 

最近オープンしました長崎市興善町にある「四川居酒屋 パンダ」へ。

 

 

こちらがランチメニュー。

この日はたまたま、デジカメを忘れて携帯で撮った写真です。

 

 

麻婆丼定食に+100円の油淋鶏付きで。

「麻婆は辛く出来るんですか?」(私としては当然の質問)

 

店主「出来ます。大辛と激辛、どちらにしますか?」

 

もう、そりゃ・・・笑。

 

というわけで激辛麻婆です。

味わいはパワフルで、大柄で美味しかったです。

辛さは正直たいしたことないけど、唐辛子の部分(そのもの)だけは辛い。

それを三つ食べて、「ごちそうさま~」と言うと、そこまで食べるのは珍しいらしい。

ぜひみなんも食べて、店主にプレッシャーをかけましょう。

 

 

 


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