魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

珈琲家-Ch.ペロス

2022年12月05日 | ワイン 2022

長崎市平和町の「珈琲家(かふぇ)」へ。

 

しばらくぶりだ。

若い頃のかつての気持ちを取り戻したい時に来ることにしている。

元気をつけて師走を乗り切ろう。

 

店内は昔と変わらない・・・と思う。

さあ、カレー食べよう!

 

きたよ~。 ミミスペシャル 850円。

カレーにナポリタンにサラダ。遥か昔にはなかったメニューだけどこれはありがたいね。

ザ・喫茶店を地で行くようなメニュー。♪

マスターもお元気で良かった。また来ます。

 

 

今夜の試飲はこれ。

 

2018 Ch.ペロス マディラン トラディション

(仏、南西地方マディラン、タナ種メイン、赤、2千円台半ば)

 

注ぐと泡立つ濃い色合い。香りはカシス、ブラックチェリーなどのフルーツに鉛筆の芯(鉛)、

シガー、寝かせた肉、クレヨンなど。

 

味わいは初めはビオっぽく酵母を感じますが、次第にマディラン地区の本質的力強さや、

深みも出てきます。豊かな風味が出始めると(開栓後1時間以上)じわりじわりと嵌ってきます。

パワーよりも豊かさ、時間が経つと複雑味や精緻さが感じられます。しみじみと良いですよ~。

現時点ではわざと残して、2日目の方が美味しいと感じるかもしれません。

私がレストランでお出しするなら1時間半前に抜栓、デカンタすることでしょう。

 

タナ種というとフランスとアルゼンチン以外はほぼ見かけない品種です。そんなタナの魅力を

このワインで感じていただきたいと思います。アルゼンチンのタナも素晴らしいのでぜひ

そちらも飲んでいただきたいです。

 

さあ、クロアチア戦だ! 気合いだ~!

 

 


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