魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

究極の選果台

2006年09月07日 | ワイン ~2020年
ワイン造りの中で、私が最も重要だと思うのが「選果台」です。
悪いブドウをはねる台だと思って下さい。
良いワインを造るためには可哀相だけど、出来の悪いブドウには
サヨナラを言わなくてはいけません。

悪い年、ブドウの出来が悪くても、良い粒だけを選んで、生産量を
減らしてでも造れば、良いワインが出来ることは想像できますよね。
良い年なら、さらに厳しい選果をすれば偉大なワインになることでしょう。


最近、「微振動タイプの選果台」なるものが登場したらしい。

これは粒が回転し、ブドウのセレクトが厳密に行なえるという
利点があり、「究極の選果台」とまで言われているマシンのようだ。

ただ、問題はベルトコンベアー状で運ばれてくるブドウが、
目の前で揺れ続けるので、見てるうちに酔ってしまうこともあるらしい。
ワイン飲む前にすでに酔っちゃうんですねー。

この選果台がどんどん普及すれば、ワインはもっと美味しくなるかも。


ところで、「私の選果台」は試飲会のテーブルなのです!
さあ、今月は試飲会がまた行われます。ワインの秋が始まるので、
いろんな輸入元から案内が届いています。
お客様のためにも、そして自分自身のためにも、
バシバシと選別して、美味しいワインを探しておきます。
(おぉ、今日はまじめだった)



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