わたし、ウイークリー部分は、1週間ブロックにこだわっています。でも1週間バーティカルがだめだと否定しているのではありません。
すでにお気づきの方もあると思いますが、わたしのマンスリー、ウイークリーは、ともにスケジュールの部分はよく見るとバーティカルなのです。ちなみにわたしは、婦人之友社「主婦日記」を用いています。
マンスリーの例
ウイークリーの例
スケジュール欄のちょうど真ん中にラインをいれて、午前午後を分け、マーカーペンの幅でだいたいの時間を表します。きちんとした時刻を記したい場合は、スタート、終わりの時刻を記入することにしています。時間軸なしの、いわゆる「簡単バーティカル」です。
見開き1週間バーディカルは、かなりタイムラインの区切りが細かくなっていて、見開き1ページのほとんどの部分を占領しているような状態。こうなると、タスク欄や毎日の記録などを書くスペースがほとんどなくなってしまうことになるのです。わたしとしては、スケジュール欄とともにタスク欄やライフログの部分も十分にとりたいのです。
また、何度か書いたことがありますが、主婦の仕事は、バーティカルやホリゾンタルのように、タイムラインがきっちりしている手帳には合わないと思っているからです。もちろん、何時からとはっきりスタート時刻や終わりの時刻の決まっている予定もあります。けれど、それ以外の家庭の仕事は、その日の家族の予定によっても変わっていくし、突然入ってくることも多く、自分中心に予定を立てられることばかりではないからです。
だから、マンスリーもそうですが、1週間ブロックの一部分であるスケジュール欄を「簡単バーティカル」にしているのです。これで十分です。もし、わたしが、ちまたで出ている見開き1週間バーディカルの手帳を用いると、予定じゃない部分が多くて(けれども、ずっと何かをしているのが主婦ですよね)、手帳上では間延びした感じになると思います。
しかしながら、この手帳は、自分自身の生活全体をオーガナイズするものですから、もし仕事をしていて、その部分で細かい時間管理が必要な場合は、その部分だけ別の手帳を使うことになると思います(『手帳なわたし2014・1・17』をご覧ください)。
とにかく、使っている自分が、作り手の立場にも立ちながら手帳について考えてみると、当たり前のことかもしれませんが、ハンディな手帳に、いろいろな要素を組み込むためには、自分の生活に合わせてシンプルにするべきところと、スペースをゆったりとるところをよく吟味しないといけないなと思わされています。