手帳なわたし

手帳オタクな私。若い時からその時々の生活のスタイルに合わせて手帳を選び、使い方を工夫してきました。私の今の究極をご紹介。

突然「アメリカ映画」~昼下がりの情事(1957)~

2014-05-07 | ドラマ・映画・漫画・youtube


googleを使っていると、2014年5月4日は、「オードリー・ヘップバーンの生誕85周年」と大きく書かれていました。

ああ、もしお元気なら、まだ85歳なのですね。

彼女、亡くなって随分経ったように思いますが、今もとても人気のある女優さん。

かわいくて、上品で、きれいで。

もちろん『ローマの休日』が、彼女の代表作。


↑これは『ティファニーで朝食を』のオードリー。実はお隣にわたしがいます。マダム・タッソーにて。



でも、わたしのなかでの、彼女の代表作のひとつは『昼下がりの情事』

彼女のイメージらしからぬ映画の題名に、最初はどんな映画と、わたしも躊躇したのを覚えています。

もともとの英語名は『Love in the Afternoon』。有名なビリー・ワイルダー監督の作品です。


最初、この映画を見たいと思ったのは、オードリーが出ているからではありませんでした。

わたしの大好きな「ゲーリー・クーパー」が出ているから。

彼って、とても長身でハンサムで、まじめなイメージがありますけれど、コメディがとても上手。

この『昼下がりの情事』も、映画名とはイメージが違う「ロマンチック・コメディ」なのです。


さらに、今回クーパーは初老の大富豪プレイボーイを演じます。おじいちゃんでプレイボーイ。いつものクーパーらしくない役どころが味噌。一方のオードリーは、うぶで可憐な演奏家。いつも大きなチェロを抱えている普通のお嬢さん。

そんなうぶなお嬢さんに、プレイボーイの大富豪が振り回され、最後には本気になってしまう、あるようなないような、夢のようなお話。


この映画に時々現れる「音楽隊」のユーモラスさと、奏でる音楽『魅惑のワルツ』(Fascination)の優雅さ。

オードリーの父親役の名優モーリス・シェバリエの温かさ。

白黒画面が何とも郷愁を誘います。

いつの間にか、オードリー演ずるアリアーヌに自分を投影し、クーパー演ずるフラナガンに恋するわたし・・・ 随分おじいちゃんだけれど・・・、今のわたしにはぴったり!!

えへへへへ・・・。



この映画、ほんといいですよ~。



↑『昼下がりの情事』のシーンとともに、若かりし頃のゲーリー・クーパーの写真も。わたしの宝物。





コメント (6)
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