わたしには、14歳の時から文通しているドイツ人の友人がいます。
筆まめな彼女。
年に10枚程度は、旅先から絵はがきが届きます。
その彼女から、最近も絵はがきが何枚か届きました。その中の2枚。


差し出しは、フランス Corsica(コルシカ島)から。
あ、あのナポレオンの生まれ故郷じゃないですか~。

彼女、フランスが大好きで、移住したいと言っているくらいです。
ですから、最近は休暇ごとにフランスへ行っています。


休暇といっても、わたしたち日本人のイメージするような休暇ではありません。
ドイツ人は有給休暇をたっぷり消化します。
年に何回か、子供たちと休みを合わせて、家族で長い休暇を過ごすのです。それが当たり前。
このはがきにも「2- week- holiday」と書かれています。
わたしたち日本人の場合は、外国旅行というと、飛行機に乗ったり船に乗ったりして出かけないといけないので、時間もお金もかかります。さらに、せっかくだからと、毎日のようにホテルを変えて、できるだけたくさんのところへ観光に行き、何カ国かを巡るハードな旅になることが多いです。また、子供が大きくなると、部活やら塾やらで時間が益々合わなくなり、家族で外国なんてなかなか行けるものではありません。
しかし、ヨーロッパの方々の場合は、ほぼ陸続きだし、外国といっても日本人が思うほど敷居が高くないのでしょう。よくあちこちに当たり前のように出かけ、ひとつの場所に拠点を決め、そこで部屋なり家を借りて滞在しつつ、のんびり過ごしている様子が伺えます。彼女の息子も中学生ですが、いつも一緒に行動しています。
ほんと、バカ~~~ンスって感じ~。
若い頃は、そんなにたくさん休みをくれる国が羨ましくて、最近は、そうやって外国に長期滞在できる経済事情が羨ましくて・・・。
なんか羨ましいばっかりです。
だから、わたしはいつも、Ursulaから届く絵はがきで、行った気分のヨーロッパを楽しんでいます!(笑)