手帳なわたし

手帳オタクな私。若い時からその時々の生活のスタイルに合わせて手帳を選び、使い方を工夫してきました。私の今の究極をご紹介。

「笹野恒子100歳展」~日本新聞博物館1 ~

2014-05-23 | ぶらぶら編


    

友人に誘われて、横浜日本大通りにある日本新聞博物館の「日本初の女性報道写真家・笹本恒子100歳展」に行ってきました。

これは、2014年4月5日~6月1日の間、2階企画展示室で開催されています。

わたし、お恥ずかしい話ですが、この方のこと、これまで全然知りませんでした。何週間か前に、夕方の報道番組で、この写真展のことが取り上げられ、初めて知りました。「すてきだな」と思っていたところ、友人が「一緒に行かない?」と誘ってくれたので、行くことにしたのでした。




東急みなとみらい線、日本大通り駅下車すぐ。「日本新聞博物館」という、ちょっとお堅い雰囲気の場所。この辺りには、古い建築が残っていて、この建物も、モダンな部分とクラシカルな部分がミックスした建物でした。





笹本恒子さんは、1914年生まれの100歳。アルバイトで新聞のカットを担当したことがきっかけで、報道写真家になり、戦争中の貴重な記録などを写真におさめました。戦後フリーとなり、社会的な事件の撮影や様々な著名人を撮影。少しのブランクののち、また活動を開始し、宇野千代などの明治生まれの女性を撮影しました。

写真展の最初の部分は、明治生まれの著名人の写真。あの人、この人、わたしの小さかったころに活躍されていた女優、俳人、小説家、活動家などが次々出てきます。それも、彼ら、彼女らの生活の一部を切り取ったような自然な写真が多く、1枚1枚に引き込まれました。また、第二次世界大戦の戦中のさまざまな出来事の写真、戦後の安保闘争などの事件や労働争議など、社会的な写真もたくさんありました。

笹本さん、100歳を迎えられても、すごくすてきで生き生きとされていて、その生き方にも刺激を受けました。

笹本さんに比べると、わたしたちなんて、ほんのひよっこ。

彼女、一時現場を離れて、復帰されたのが、74歳の頃だそうです。

そう考えると、まだまだわたしたちもやれる年です!

もちろん彼女のように長生きはできないとしても、与えられた命の間は、自分の方から「ここまで」と線引きをせずに、いろんなことにチャレンジしていきたいなと思わされました。



その後、新聞の歴史を取り上げた常設展にも行き、懐かしい記事やその時代時代の印刷機なども見ることが出来ました。

   





コメント (6)
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