この年末年始の休みの間、
読書はお預けで、Kindleはほぼほったらかし状態。
気がつくと、バッテリーの残量が30%くらいになっていて、
早速充電しました。
新しい本も何冊か入れて、
これからまた通勤でのKindleライフが始まります。
ただ、年末の押し迫った時期に
ずっと前に読んだ本ですが、それを1冊Kindleで見つけ、
再度読んでみるということがありました。
『愛と祈りで子どもは育つ』
渡辺和子著
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この本は、ノートルダム清心女子大学の教授、
学長、理事長をされていた
カトリックのシスター、渡辺和子さんが書かれた本です。
渡辺和子さんは、
多くの著書を持つ、一般的にも大変有名な方。
『置かれた場所で咲きなさい』は特に有名ですね。
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わたしは若い時に、
この方の本を何冊も読みましたが、
何に何が書かれていたかはもう覚えていません。
もう一度新鮮な思いでその言葉に向かい合いました。
わたし、
もう子育ては終えてしまっていますが、
「子育ては自分育て」「育児は育自」とおっしゃるその言葉の通り、
子育てをしていない今の自分にも
当時と同じようにその言葉は向かってきます。
今から20年以上も前、
渡辺和子さんはわたしの教会にもお話に来てくださいました。
わたしの教会はカトリックではなく、
プロテスタントの教会ですが、
渡辺先生はどこからも引っ張りだこだったんですね。
実際にお顔を拝見しながらお話を聞くと、
飾り気のない、
そのままの姿をわたしたちに見せてくださる
清々しい方という印象でした。
だからこそ、語られる言葉が、
表面的でなく、
彼女のうちから出てくる深みを持った言葉として
わたしたちに届くのでしょう。
Kindleには、読み終えたけれども
この渡辺さんの本はそのまま残しています。
今読んでいる本(はい、ドロドロのミステリーを読んでます笑)とは別に、
時々は渡辺さんの本に戻る、
そういう本の「複数持ち」を簡単にできるのが
Kindleの強み。
心が疲れたなと思ったら、渡辺先生の本を開き
1章分だけ読んでみる。
初日にも一つ読みました。
「子どもを育てる」というのは、
まず親自身が自分を育てることであり、
こういう気持ちで、
いつも子どもと向かい合うことなのではないかと思います。
育児は育自なのです。
親は自分が持っていないものを子どもに与えることはできません。
やさしい心を持った子どもに育ってほしいと思えば、
親がまず、思いやりのある人となり、
他人の痛みをわかろうと努力することが必要なのです。
第1章「親の祈り」から。
心がキュッと引き締まりますね〜。
帰りの電車2駅分を、
そういう時間に当ててもいいなと思いました。
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