(↑金魚草も元気です)
職場で携帯が鳴りました。
出てみると、弟。
たった二人の兄弟姉妹なので、
割合連絡は取り合ってます。
大体弟の方が、ご機嫌伺いに連絡をくれますが、
今回の電話は、
「職場のカレンダーが余ったから送った」
という内容のもの。
最近カレンダーをどこからももらえなくなってたので、
こんなことでも結構嬉しい。
だけど、
これまで一度もカレンダーなんてくれたことないのに。
わざわざ送ってくるなんて?
ちょっと不思議にも思ったわけですが、
そんなことより、
2ヶ月ぶりくらいだったので
思わず、更衣室に飛び込んで少しの間、
互いの近況報告を。
まだお昼休みで、
勤務に入ってない時間帯でしたので。
「春には帰ってこないの?」と聞くので、
「なかなか帰れない」と返事しました。
「家もそのまんまなの??」と。
そうなんです。
まーさんが一人暮らしをしていた
夫の実家はそのまんま。
夫の退職後、
そちらに帰って住むことも考えてましたので、
処分しないままにいました。
そのために隣の土地まで購入してましたし。
夫の実家に帰れば、
わたしの故郷とも近いし、
弟たちと出会う回数も増える。
今住んでいるところを引き上げ、
よく慣れ親しんだ環境で余生を送るのもいいなと
ぼんやり考えていたんです。
でも、弟、
「もうそっちにおったらええで」と。
二人だけの兄弟姉妹なのに、
弟に「帰ってこんでええ」なんて
またもキッパリ言われちゃった。
「そんなこと言わんといてよ。寂しいやん」
とわたしが言うと、
弟、
「いやいや、そりゃ帰ってきてくれたらええと思っとるよ。
でも姉ちゃんたちのことを考えたら、
そっちにおったほうがええよ。
子供がそっちにおるんやから」と。
確かにそうなのです。
わたしの父母、まーさんも関西にいたので、
関東にいたわたしたちはずっと気掛かりで、
何かがあるたびに行ったり来たり。
双方にとって大変だったなと思い返し・・・。
実際わたしたちの中でも、
そんな気持ちが湧き上がってきていた時でした。
弟、
自分を取り巻く田舎の事情なども話して、
昔の関係から離れて
住むところが自由になるんだったら、
自由に住んだほうがいいと言うのです。
確かに、夫の実家に戻れば、
もともとそこに家があり、
夫はその家の長男でもあるので、
その地域とのつながりが復活し、
関係もさらに濃密にならざるを得ないでしょう。
古い付き合いを楽しめるかどうかも関係があるかもです。
実は夫もそれに少々ビビっておりまして。
今、住んでいる地域は、
緩やかな人間関係なので、
過度な地域へのコミットメントを要求はされません。
「こっちは整理して、そっちにおり」と弟。
「兄さんにもそう言っといて」とも。
そして最後に言ったのは、
「姉ちゃん所は、俺らの関東の別宅にする。
そこを足がかりにして草津温泉に行く」と。
ん、なんで草津温泉??
「あんた、それが本当の狙いだった??」
と思わず吹き出して会話は終了。
最後の最後は冗談みたいな会話になっちゃったけれど
今後のわたしたちの生活について模索する時、
わたしとしては自分の実家をみてくれている
弟の言葉は結構重いのです。
地方の実家を今後どうするか問題。
わたしの友人たちの間でも
よくあるケース。
悩ましいよね〜とよく話します。
教会の方々と話していても
一人ひとりのケースは違いますが、
わたしより10歳ほど年齢の多い人たちが、
すでにそこらへんをクリアしたとの話も聞きながら、
わたしたち家族、親族にとって
一番最善の選択ができたらなあと思いました。
あ、
突然送られてきたカレンダーですが、
なぜ突然送ってきたのか疑問に思って見てたら、
カレンダーの中に弟らしき姿が写ってて。
ラインで「これって、あなたが写ってたから
送ってくれたの?」と送ると、
「似てる人がいるけど、違う。ただ余ってたから」
だって!
な〜んだと思いましたよ(笑)。
まあ、今の時期に送ってきたんだものね・・・。
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