LOVE モータサイクル 団塊世代のバイクライフ

02年式の古いロードキングで、ツーリングやキャンプを楽しんでいます。

⑫ サロマ湖畔から知床へ

2010-07-08 22:04:17 | 2010北海道ツーリング

今日は、サロマ湖畔から出発したのは、8:30。

燃料補給をすませて,網走刑務所経由で博物館網走監獄へ行きました。 

網走刑務所前では,Uターンを苦手としているFさんが,狭い道幅でとてもうまくターンできたことに,みんなで拍手。

テンションが高いままで,博物館網走監獄に着きました。ここでは、おじさんたちが大盛り上がり。テンションがあがることあがること。Photo_10

牢屋には入って、鉄格子の向こうから出してくれぇ」と叫ぶやら、写真を撮りまくるやら。

2 Photo_7

楽しみにしていた美幌峠は、霧。 真っ白でなんにも見えない。これには参りましたね。

わざわざ遠回りをして美幌峠まで来た甲斐がありません。

美幌峠から支笏湖に向けて走り始めた時,私の無線機の送信ランプが点灯しっぱなしになっていることに気づきました。

どうやら,送信回路のどこかでショートしているようです。

しかたがないので,無線機の電源を切って,身振り手振りで案内をすることに。 でも,無線連絡になれてしまっているので,意志を伝えるのが大変ですね。

摩周湖への登り道も,濃い霧に包まれていました。 所が,霧に包まれた摩周岳は、頂上付近だけが霧が薄くなっていて湖がきれいにみえるんですね。 これには驚きました。

みんなが写真撮影などをしている間に,無線機をハンディ機に交換して,なんとか連絡が取れるようにしました。Photo_8

この間に,撮影ポイントにバイクを移動させようとしていたKさんがゴロリンとやったみたいですが,だれも証拠写真を撮っていないのです。 

「そんな時には,3人は助けに走って,一人はカメラでちゃんと撮って下さいよ」などと,言いたいですね。

次に向かった開陽台は,深い霧の中、地平線が全周見えるはずが,全周霧では,しゃれにもなりません。

でも北19号はしっかりと見えたので、霧の中に消えていく北19号を気持ちよく走ることができました。

ここから,今日2本目の日本百名道,知床峠を目指します。 でも,まだ標津町の牧場が広がる辺りを走っているときに,パラリと雨が落ちてきました。

もう,雨具をつけるのも慣れたものです。[E:coldsweats01]

知床峠は霧で、羅臼岳も見えないんです。 仕方がないので、写真だけ撮って次の目的地、オシンコシンの滝に向かう事にしました。

Photo_11 出発するぞ!と,みんながエンジンをかけても,Mさんがウロウロしているんです。 

あれ?どうした?「Mさん,どうしたの?」「なんだかグローブが見つからないらしいよ

しばらく待っていたのだけれど,どうやら見つからないようなので,エンジンを停めて行ってみることにした。

Mさんは,リヤトランクを開けてみたり,サイドボックスを見てみたり,バイクの周りを見てみたりと焦りまくり。

「どこかに,ポイと置いたのじゃないの?」と言いながら,バイクの前に回ってみると,ヘッドライトの上にグローブがきちんと置いてありました。 

Mさん,「何度も見たのになぁ・・・・・」

Mさんをからかいながら,ウトロの町を通って観光地のオシンコシンの滝へ行ったのだけれど,ついていないんですね。

「オシンコシンの滝周辺は、岩が崩れて来て危険」との事で、道路の両側とも駐停車禁止。 なんだかなぁ。

じゃぁ,今夜の宿に向かいますかと,R334を斜里町に向かってバイクを走らせていると,前方の空が真っ暗。

風も冷たくなってきたので,そろそろどこかで雨具の用意をと思っている内にバラバラと大粒の雨が落ちてきました。

狭い国道脇で雨具を着け終わる頃には,雨は土砂降りに。そこから清里までの道の長く感じること。ヘルメットのシールドの内側にまで雨粒が飛び散っている上に,曇り止めも効かなくなってきて前が見えないんですね。

シールドを半分あげて走ったのだけれど,顔に当たる雨粒は痛いし,口には入ってくるし,ルートをミスしたようで,自分の位置もわからなくなってくるしで,ナビとしてはちょっと焦りました。

清里の宿に着いたときには、みんなぐったり。 わずか30分くらいの間のゲリラ豪雨だったみたいです。

でも、温泉に行って、美味しい夕食を食べてみんな元気になりました。 今夜は,ツインルーム3部屋を準備して貰いました。

ロッジ風景画のご飯,美味しかったなぁ。