やっと、秋の気配が。
週末あたりになると、南海上のBaby台風が北上して来そうなので、走るのなら今のうちとバイクで出かけた。
行き先は霧島国立公園のえびの高原。
バイクから、トップケースやナビ、ETCカード諸々を取り外していたので、あらためてセットし直しだ。
トップケースには、コッフェルとプリムスのストーブ、アメリカの農民が使いそうな厚手の革グローブ、それに水タンクとマグカップを入れて、食後の珈琲タイムの準備もOK。
食材は途中で調達することにして、キリマンジャロのレギュラー珈琲のパック4袋、そして小説2冊(東野圭吾と海堂尊)も忘れずに入れておきます。
車検の後、初めてのツーリングなのだが、オイル交換とタイヤ交換のせいもあってか、走行中のノイズが小さくなっているような気がする。
いつもなら、指宿スカイラインの中山ICから高速に乗るのだけれど、今日は開通したばかりの【新武岡トンネル】を通るために中州通りから建部神社入り口に向かった。
新しいトンネルは、広いし明るくて走りやすい。
でも、やはりというか、右車線から一般道に降りる分岐では、慌てて進路変更する車もいて、そのうちに事故でも起きるのじゃないか?と心配になるよね。
この設計の意図が、凡人にはよくわからないんだ。
目的地の【えびの高原】あたりは、紅葉もススキもまだ色づいていないのだが、腕にあたる風は冷たく感じる。
もう少ししたら、すっかり秋の気配を感じるようになるのだろう。
夏のキャンプシーズンが終わった【えびの高原キャンプ場】はとても静かで、動くものは鹿の家族だけ。
炊事場の横に設置してあるテーブルで、「鍋焼きうどんとおにぎり」のランチ、そして食後の珈琲と読書。
木製デッキエリアに一つだけ張ってあった無人のドームテントは、山登りを趣味にしている人のベースキャンプだったのかもしれないな。
本を読んで、ちょっと昼寝もしてから、小林ICから高速に乗って帰った。
生駒高原のコスモスも、今がちょうど見頃のようだ。