寒い朝。 新聞を取りに玄関を出ると、いかにもと言ったような冬空が広がっている。
なんだか、日本列島がすっぽりと冷蔵庫の中に入ってしまったかのようだ。
午前中に餅つきをすませて、午後からは近くの図書館に、借りていた本の返却に行ってきた。
餅つきと言っても、昔のように杵と臼でつく訳ではないので、味気ないと言えばあじけない。[E:happy02]
餅つき機の中で蒸し上がった『もち米』は、振動を加えられながら回転していくうちに、だんだんと餅になっていく。
しかし、これを『餅搗き』と言っても良いものだろうか?
餅に変わっていく原理は一緒なのだけど、杵を持つ搗き手と手水役が呼吸を合わせて餅をつく風景が見られないのは淋しい。
師走も20日を過ぎた頃から、朝になるとどこからともなく餅を搗く音が聞こえてきて、「あぁ、もうお正月がくるのだなぁ」と思わされるものだったのだが。
それでも、出来たての餅のおいしさは、変わらないようなので、これでも良いかな?と思ってしまう。[E:coldsweats01]
夜は、10年ほど前に勤めていた部署の忘年会に行ってきた。
ラーメン店で宴会というのも、初めての経験だっが、10数名で土鍋が1個しかないってのはどうだろう?
飲み物はたっぷりとあったようだが、下戸の自分としては食い物が少なくて往生した宴会だった。[E:bearing]