名前を読みづらい駅としても、知られているらしい薩摩高城駅は、川内と阿久根のあいだの国道3号沿いにある駅だ。
だが、大きく国道がカーブして、目の前に阿久根の海が広がった所に案内看板はあるのだけど、駅などあるようには見えない。
カーブの少し広がった土地に、昔はドライブインだったのだろうか、壁も落ちかかっている荒れ果てた建物が一軒建っているだけだ。
日曜日のこの日は地域の人たち手作りの駅祭りが開かれているというので、ちょっと立ち寄ってみた。
バイクから降りてみると、駅は道路から10mほども下りた土手の下にあった。これは、道路からは全く見えないよなぁ。
跨線橋を通って小さなホームに渡ると、海岸や展望台に向かう手作りの道が続いている。 2年がかりで、藪を切り開いたり、道をつくったりと、頑張ったみたいだ。
その努力が認められたみたいで、豪華観光列車【ななつぼし】が停車するようになったというから、頑張った甲斐がありましたね。
展望台に登ると、白い砂浜と穏やかな海が目の前に開けました。
駅に戻ると、ちょうど【くまもん】のラッピング列車が到着する所。
駅のホームはカーブの途中にあるので、列車は大きく傾いています。 これって、どこでも普通に見られるのでしょうかねぇ。