我が家では昔から、お盆の送り火を焚くかわりに、提灯を軒先につるして、ご先祖様を浄土にお送りしています。
8月15日は終戦記念日。
NHKスペシャルで放送された「 本土空襲全記録 」の中の、戦闘機に装備され、機銃を撃つと自動的に作動する「ガンカメラ」の映像に、故郷の映像が映っていました。
市来農芸高校付近を銃撃爆撃する、戦闘機のガンカメラ映像で、市来町上空から故郷の別府方向が映っています。
L形に曲がった道は、私たちが小学生の頃改修されて、ながらかなカーブで繋がっています。 これは現在の国道3号線になった道ですね。
八房川を挟んで、下は市来町、上方は串木野町で、川沿いの田と田んぼ沿いの小高い丘の周辺に家々が見られます。
ここ、別府が私の故郷なんです。 この空襲の際に落ちてきた焼夷弾の破片が、庭の隅に放置されていたのを、いまでも覚えています。
昭和20年8月の映像でしょうから、戦闘機はP38ライトニングか、P51ムスタングなんでしょう。
学校でも通勤通学列車でも、漁船でも馬でも、動くものはなんでも破壊し尽くすという戦略だったらしく、戦争の狂気をまざまざと感じます。
平和が一番なんだけどなぁ。