明治維新の資料を展示した「維新ふるさと館」が出来てから,16年以上も経つと言うのに,まだいっぺんも行ったことがありませんでした。
今日,初めて見に行ってみました。鹿児島に住んでいながら,郷土のことを知らないのはちょっと恥ずかしいですからね。
歩いて2~3 分の所にある駐車場に車を駐めて,甲突川河畔に立つ「維新ふるさと館」に行きました。
ふるさと館の前には,バイクが2台駐めてあります。 ツーリングの途中でも,気軽に駐めて見学できますね。
ロボットによるドラマって聞いていて,ちょっと小馬鹿にしていたのですが,内容はなかなかでした。
地下1階に維新体感ホールがあるのですが,そこで2つのドラマが交互に上映されていました。
「維新への道」では、「西郷隆盛」や「大久保利通」などにそっくりな等身大ロボットが出てきます。 「桐野利明」や「勝海舟」,「坂本龍馬」らも出てきますが,似ているのかどうかわかりませんでした。
映像はマルチスクリーンに映し出されて,臨場感あふれるダイナミックなドラマを見ることができました。
そのあとに上映された「薩摩スチューデント、西へ」では、薩英戦争で西洋の優れた技術力を実感した薩摩藩が,串木野村の羽島海岸から英国へと密かに派遣した留学生がテーマですね。
串木野は,自分の出身地でもあるし,なんだか身近に感じるんです。
他の箱物など,料金ばかり高くて中味が薄いことが多いのに,この内容で,しかも4輪車の駐車料金も含まれていて入館料300円は安いと思います。
周辺は,維新というテーマに合わせて,いまでも整備が進んでいるようです。
歴史好きの方は,是非見に行ってみると良いですね。
西郷さんの義妹の岩山トクさん(奥様の妹さん)が,西郷さんについて語っているのですが,こちらも興味深かったです。
きれいな薩摩弁でした。 もう,このような上品な薩摩弁を話せる人は,いないでしょうねぇ。
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