港からバスで10分ほどやってきて、臼杵の街歩きスタートです。なんか落ち着いて
古き良き雰囲気の城下町です。
きれいな石畳で整備されています。
このあたりに食事をするところがあるらしいが。。。
ここだ~。
俺に似合わないオサレなレストランでした。
野菜を30種類使ったというランチプレート。とてもビールとか地酒を一緒にという
雰囲気ではない。俺にはアウェー感はあったが、どれも美味しかったよ!
コーヒーを頂いていると、オーナーご夫婦がお手すきになったらしく、少し話が
始まりました。俺が車に乗らずに公共交通機関だけで2週間のスローな旅をしていると
聞くと、おふたりは車で1時間ほどの通勤で(別府だったか)この店を経営しており、
こだわりの野菜を手に入れるのに熊本まで車で行っているから、とにかく車の時間が
長いとおっしゃっていました。お互いのライフスタイルの大きな差を認め合う。。
・・・ま、俺はどこに行っても似たような人を見ることはありませんが^^;
さて街歩き再開!
お寺を通過~。
むむ、この西洋式建物は教会じゃないよね? 観光用の交流ホールでした。
ここがメイン通りかしら。
この街並み・風景は是非残してほしい。適度にアクセスの悪い地方都市だけに、
インバウンドの観光客が少ないのがいい^^
とりあえず荷物を置かせてもらいに、予約した宿に向かいましょう。
この先にそのホテルがある。入ってみると、チェックイン時間まで少しあるので
スタッフがいなかった。すると近所のおばーさんがフロントに何かを置こうとしている。
聞くとここの人のお友達で、何か食べ物を渡そうと持ってきたけどいないから、
置いて行こうとしており、俺の荷物も一緒に置いたら?という。電話はかけても
出ないとか。いや~、バッグに札束や金塊はないけれど、知らない荷物が勝手に
置いてあったらまずいよね~w するとお掃除のおばさんが出てきて、無事に荷物を
預けることができました(^益^)w
というわけで、身軽になって街歩き再開!雨が少し降ってて傘をさしているから
荷物を持ち歩くのはヤだったんですぅ~^^;
八幡浜を出航したフェリーは四国をあとにします。
西に細長~く伸びているのは佐田岬半島。前回7年前に、ここを岬の先端まで
自転車で行きました。それがあまりにも快適で長い距離を走破できるので、
あれから何度もレンタル電動アシスト自転車を使いました。くせになります^^
あの山の峰を走っているとき、風力発電のでっかい風車が連なって豪快に回転している
ところを通過したんです。羽根はおっそろしい大きさですごい迫力ですぜ。
だんだん四国と離れていきます。
離れていくと、高知、土佐久礼、土佐清水、宇和島などの酒場を思い出します。
酒場のことばっかり思い出すなw 愛は芽生えなかったな
岬のあんな橋を渡ったっけ? アップダウンが激しく連続していたことはよく
覚えている。電動アシストだと登りは押してくれているような感覚でスイスイ、
下りになると風を切ってすごいスピード。ありゃいいよ~♪
南のほう、ありゃ雨が降っているな。今日は少し雨模様の予報なんだが、臼杵の
街歩きはどうなるかな。
デッキにはほとんど人が出てきません。観光客はあまりいないってこと。
佐田岬の先端。あまり近寄らないので灯台はよく見えませんでした。
まもなく九州の対岸です。四国の西端、佐田岬を通り越せばもうすぐに九州だ。
臼杵(うすき)の港に入っていきました。
到着すると、入れ替わりで船に乗る人たちが待っていました。ピストン輸送なんだな。
九州といえば「とり天」。「謎のとり天せんべい」?
「謎は謎のままでいい!」だってさ。
町に向かうバスを待ったのは、デッキに出ていた観光客の青年と私ふたりだけでした。
みんな公共交通機関を利用しないで車なのねーw
八幡浜の朝は少し早く起きて8時台に出航するフェリー乗り場へ。
港町は風情があって好きです。古い酒場も多いしね♪
SNACK喫茶は閉店してしまったようだなw
待合室からは、これから乗るフェリーが目の前。へさきがパカッと開いて車が
乗り込んでいきます。徒歩の乗客はいくらもいないようだ。
乗ってみたら2等席でも意外と豪華。売店も充実しているし、津軽海峡で乗った
フェリーよりずっといいぞ。
出発するときはデッキに出ました。
八幡浜、いや四国とさようならですー。
あいにくの曇りだが、雨は降ってないのでよしとしよう。
竜骨のように長い佐田岬半島に沿って養殖場が並んでいます。これはどうやら
マダイのようです。美味いんだよなあ~♪
明日はこの八幡浜港からフェリーに乗って九州に渡ります。これで旅の半分だ。
港の市場を少し見てみよう。
いろいろあっても、まだ土産品を買うわけにはいきませんー。
うわー、みかんジュースがこんなに! ちなみに写っているこの倍以上あったぞ。
というわけで、ちと高くていいやつを一本購入して飲みましたー。その名も「頂」!
美味しかったよ(^益^)b
さてホテルに帰ろう。
むむむ、典型的なシャッター街w
さあて夜の出動。
もう前もって決めてあったのは、ここ「みなと」。元船乗りの面白い旦那さんが
やっているんです。
酒場と食堂が一緒になったような昭和感あふれる店です^^
前回とっても感動したお茶漬け。旨かったのは旨かったですが、やはり一回目ほどは
感動しないものだな^^;
お茶漬けについてくるおしんこで酒を飲む。住んでいる所に近ければ通いたいが、
なにせ八幡浜は遠すぎるw また来ることはあるかな、、、?
寄りたくなるような2軒目の酒場もないなあ、とホテルに帰ってしまいました。
あとから思い出せば、駅のほうに歩けばスナックの看板があったんだよなあw
八幡浜の宿は港の近く。そこまでブラブラと歩く。何やらこの建物の2階がずらりと
スナック? 営業中はどれくらいだろう?
むむ、商店街には人がいない。7年前もそうだったなあw
市立市民図書館の建物は立派だぞ。近年地方都市では立派なハコが増えましたが、
是非ともきちんと専門の司書を常勤で雇い、蔵書の充実を継続してほしいものです。
ハコを作るのは一回の出費で成果が見えやすいですが、運営にはずっとお金が
かかるんです。
前回もこの建物見たなあ。
薄暗い商店街を通り過ぎれば予約したホテルだ。
ホテルの部屋からは港方面が見えました。ひと休みして、ちと散歩しようか。
こんな趣のある建物がちらほらと残っています。
10分ほど歩けば港に到着。
大きな作業船。
フェリー発着場に来てみました。明日乗りますからね。出航時間などもチェック。
上階が展望テラスになっていました。この時間、誰もいないのでのんびり景色を
眺めたり。
さっき見た作業船だ。
町のほうを振り返る。港だから風が吹き抜ける。こうやってひとり静かな時間を
過せることは贅沢なものです。