小樽に着いた翌日、なじみのラーメン屋「北伊所」で味噌タンメンを頂く。久しぶりに
会ったおばちゃんとご挨拶。1~2月は外国人旅行客でものすごく混んだとか。5人
しか座れないカウンターなのに、8人で入ってくる連中がいたとか、外まで行列が
できたりとか、99%が外国人だったとか、今までにない大変な混雑だったそうです。
おかげでスタンダードなラーメンがメニューからなくなりました。チャーシューの
製造が間に合わなくなったからだって。さらに値段も上がるし!いつも早めの時間に
行って、誰もいなければ1時間くらいおしゃべりをします。このときもゆっくり
話していたのですが、あとから団体の外国人が「9人!」とかいって入ろうとして
いましたw
そこから旧手宮線跡の遊歩道が始まっているので、その先の「小樽天然温泉湯の花
手宮殿」までお散歩。しかしまだ雪が深いwww
最初の少しだけはなんとか歩けました。
しかし、こうなるともう厳しい。
あ~こうなるともうダメだ。靴がズボボと沈んでしまいます。
こりゃ~まだしばらくは歩けないな。どんどん融けてはきていますけれど。。
総合博物館はまだ雪に埋もれているよ^^;
ちょっとアートだよねえ。
連休くらいになると、展示車両のブルーシートがはずされて屋外の営業が始まるのです。
ホームセンターの駐車場には、雪がまだこんなに!
というわけで日帰り温泉に入りました。帰りはバスに乗りましたが、いつも空いてる
のになんと混み合っていて乗るのがやっと!何が起こったのか、と思ったら、この先の
水族館から来るバスだったので、その帰りの観光客がいっぱい乗っていたのです。
ローカルバスは赤字で苦しんでいるのでありがたいことなのでしょうけれど、地元民
としては微妙な気分になるでしょう。ロープウェイのある天狗山行きのバスなどは、
満員で乗れないこともあったとか。京都ほどじゃないけれど、小樽にもオーバー
ツーリズムは押し寄せてきているのです。
ニセコのホテルから駅へ送ってもらう途中、ついに羊蹄山が見えました。
きれいに傘がかかっているのですが、真っ白でよく見えませんね^^;
ニセコの駅に到着。列車が来るまであと1時間半あまりあります。スーツケースを
置くコインロッカーがないので、駅併設の観光案内所に「置かせてもらいますが、
貴重品はないし不審物ではありません」と伝えると、事務所に預かってくれました。
鉄道関係の展示所がありましたが、季節がら雪に埋もれていました。。。
機関車にはブルーシートがかかっているし、雪が深くて近づけないw
倉庫群がありますけれど、別に入れるわけではなし。。。
旧でんぷん工場が、フリースペースの交流施設になっていました。入ってみよう。
子供らが遊べるスペースになっていたり、wifiが使えたり。他に誰もいませんでしたが、
スタッフの青年が「ご自由にお使いください。何かあれば」と親切な対応。ニセコは
なんかみんなやさしいぞ^^ しばらくいさせてもらいました。
というわけで、列車の時間になって駅に戻る。
列車は本数も少なく1両編成。なんとか座れました。
白黒画像のようですが、いちおうカラーです。
倶知安から始発の2両編成に乗り換え。しかし、始発なのにほぼ満席! なんとか
すきまに座れましたが、外国人旅行客が混み合っていてこれで廃線にするっていうの?
そしてなつかしの小樽に到着。マンスリーマンションに入って荷物をほどき、
ようやく落ち着きました。
去年借りたのと同じ部屋。函館より雪が残っているなあ。
なじみの寿司屋にご挨拶をして、それからスナック杉に。
なつかしい80代のママさん、常連さんたちがいてくれました。去年の9月から
半年ぶりですが、すっかり元に戻ったよう。何も変わりがないような。私は東京
生まれの東京育ちですが、田舎に生まれ育って都会に出て、久しぶりに故郷に
帰る人はこんな気持ちになるんだろうなあ~という感覚でした。
ニセコ蒸留所にやってきました。
わりと新しい施設です。
おお、ポットスチル。広いフロアには関連商品が並んでいます。並んでいる酒を
見ると、こちらで名の知られたジンだけでなく日本酒も並んでいます。八海山?
新潟の銘酒ではないですか。スタッフに聞いてみたら、ここは八海山の蔵の経営
なのでした。
がら~んとしているところで俺ひとりなので、スタッフが「試飲どうぞ」と声を
かけてくれました。待ってました♪ まずは八海山の純米吟醸やら大吟醸やら、
全種類飲ませてくれました(^益^)wヒッヒッヒ
そしてジン。スタンダードなものとハッカのフレーバーがついたもの。軽くストレートで
味わったあと、少し水を垂らして味の変化を試してみる。
次に紹介されたのがコレ、八海山が米で作ったウィスキー。なんと8年寝かせて、
今年「魚沼」というブランドで売り出す貴重品。これだけジャパニーズウィスキーが
世界中で有名になり、日本酒で有名な八海山が売り出すわけですから大変な鳴り物入り。
大きな酒造だからこそ8年寝かせる体力があったわけです。抽選販売のみで、ここに
来ても買えないそうです。そうくれば飲むしかない。試飲で1800円!
その値段に「おお!」と言ったせいかどうだか、少し多めに注いでくれました♪
お味のほうは悪くない。原材料が米と言われなければわからないほど。歴史のある
サントリーやニッカ、マルスほどのバランスのとれた深みはないですが、記念碑
としては飲む価値はあるぞ。
工場見学は15時からで予約制と聞いていたのであきらめていました。しかし1時間
あまりもダラダラと試飲をしていたらその時間になり、スタッフが「よろしければ
どうぞ」と誘ってくれたので、参加することにしました。予約していた人は若い
20代のカップル。フリーでいろんなところで働いているそうです。いまはニセコで
住み込みなんだとか。
あ、最初に説明を受けたこの機械はジンを作る装置なんだって。
まだピカピカの施設です。
倉庫に行くと、いろんな樽が並んでいます。まだ創業まもないから数は少ない。
黒いのはシェリー樽。シェリーを作った樽にウィスキーを寝かせると甘やかな香りが
つくんですぅ~♪
最後に試飲タイム。すでに日本酒、ジン、ウィスキーと全種類飲んだので、残った
クラフトビールを頂く。IPAなのでコクが深い。「ライディーンといえば・・・」と
言うと、同世代のスタッフはすぐにわかってニヤリとしましたけれど、20代の二人は
もちろんわからない。すると青年はすぐにスマホで検索してイエローマジック
オーケストラの曲を流し、「聞いたことありますー」ときたもんだ。
あ~、たくさん飲んで2時間もいた。思わず楽しい1日の過ごし方となりました^^
雪もやんだよ。これで吹雪だったら歩くのが大変だ。少し酔っぱらってるしw
白樺の写真を撮ると、北海道の人たちは「何が嬉しくて撮るんだろ」という顔を
したりします。自分たちだって渋谷の交差点の人混み撮ったりするくせにー^^;
部屋に戻って窓から外を見ると、遠くの山並みまで見えている。朝は吹雪いてたのに。
朝起きたとき、朝食後、帰宅後の夕方を並べてみました。
温泉宿の御立派な食事3日目。腹がパンパンになるまで食べるのを連続していると
ちょっとどうかなー。ホント3日までだなw
後日体重を測ったら、さすがに2㎏増えていました。そもそも函館で2ヵ月運動も
あまりせずに飲み続けていたので体がたるんできてるような気がする。。。
ワー! 朝起きたら霧だ。雪も降っているゾ。
温泉に入ってから朝食。朝はあまり食べられないので、きれいに少量なのが嬉しい。
部屋に戻ると、少しだけ霧が晴れた。しかし吹雪いてきたよ。東京は桜が咲いて
いるってのに別世界だ。さてこちらには2泊なので、今日一日をどう過ごそうか、
宿のスタッフさんに相談してみたら「ミルク工房」なる観光客向け施設があるそうな。
そこは歩いたら1時間半くらいはかかる。どうせヒマだし、普段ならそれくらい散歩
してしまうのだけれど、なにせ吹雪いているからな!途中歩道のないところもある
とか。1時間に1本、スキー場をつなぐバスがあるというので、それを利用しよう。
ニセコは12月~3月の寒~いスキーシーズンの間だけ賑わってバスも走るのだ。
吹雪が収まるのを待って、11時に宿を出発。
まだ雪が降ってて寒い~w
バスが来たら満席! 全員外国人スキー客! ここはどこ?!という感じ。普通の
格好で座っている日本人の浮いてる感がすごいぞ。
バスに乗ってしまえば10分。到着しました。
これがミルク工房。お隣にはニセコ高橋牧場。
観光バスが到着して団体さんがワイワイ降りてきて飲食&土産物購入という感じの
雰囲気。最初は客がいなかった。ま、ここに来たんですからソフトクリームを食べる。
観光地鉄板!
10分もするとすることがなくなったので、向かい側にある「カカオクラウン」という
チョコレートやクッキーを売っている店に入ったらイートインスペースがあったので
そこに座る。晴れてたら羊蹄山がきれいに見られると聞いていたのですが、この
天気ですからねェw
チョコレートが埋め込まれたクッキーと、ホットビターチョコレートを頂きました。
をぢさんひとりで。。。
ううむ、ちと場違いだ。夜の繁華街をうろつく俺が、昼間のきれいでオサレな所に
来てしまった。陸に上がった魚、照明を当てられたコウモリw
宿でお勧めされたニセコ蒸留所に行こうかと考える。しかし歩くと宿から30分ほど
山を登ったところなので、ここからでは1時間半では難しいほどの距離。
ニセコにはオンデマンド乗り合いタクシーがあって、電話で予約すると指定した
場所から指定した場所に乗って200円。あちらが他の客との乗り合いを調整するのだ。
それを利用して蒸留所に行こうと電話したら、昼は受付が休憩時間なので、13時まで
待てと言う。13時を待って電話したら、いま混み合っているからそのルートだと
16時だと言われて断念。全行程を歩くのは天気が微妙なので、結局スタートの地点
までバスで戻ることにした。
昼になって、レストランなども充実しているこの施設には続々と外国人観光客が
やってきた。この画像はその広い駐車場。積み上げられた雪が融けてきてアート^^;
んでスタート地点のバス停に戻ってきて、これから蒸留所に向かいます。
こんなところを歩いていたら、ラインで東京の友人からメッセージ。返信でこの
画像を送ってやったら驚いていました。
ニセコはスキーシーズンだけ混み合うので、その他のシーズンで人を呼べるアイデアを
模索中だそうです。雪が降っている間は、日本語を話せないで英語しか話せない人でも
働いているとか。むしろ逆だと厳しいとか。タクシーの運転手は、冬にはひと月で
100万円も稼いだ人がいて、さらに人手不足だと求人を出すと、全国から問い合わせが
あったそうですが、「12月から3月までの4ヵ月だけ」と言われると二の足を踏むとか。
夏なんかは過ごしやすくてとってもよさそうなんだけれど、目玉になるアクティ
ビティがなければここはアクセスが大変なので、そんなに人は来ないのかー。
坂道をアップに。ちょっと絵になるよね♪
長万部から函館本線でニセコに向かいます。この長万部から小樽へ向かう路線は
かつて凾館から札幌へ行く「本線」でしたが、山の中を走る急こう配、急曲線ゆえに
「山線」と呼ばれるローカル線となってしまい、少々遠回りにはなるが室蘭、千歳を
経由する緩やかな路線が「海線」と呼ばれる主要線となりました。函館から札幌へ
向かう特急はすべて海線になっています。
本数も極端に少なくて1両! しかーし、ニセコに行く海外旅行客が激増している
ために、なんと満席、長時間立っている客もいる。2両にできんのか・・・?
私は10時から3時間余りもこの列車を待っていたので、列車の入線と共に乗り込んだ
からボックス席の進行方向窓際に座れました。あとから乗ってきた若者二人連れが
向かいに座った。彼らは「撮り鉄」らしく、ひとりはビデオカメラを窓に張り付ける
器具を用いて、もうひとりはやや大型のビデオカメラを窓の下に置いて撮影開始。
どちらも付属品のバッテリーを設置。全行程を録画するのか!
列車が走り出すと、2人は何を見ているんだか、ずっとスマホを眺めている。
景色見ないの?( ゚Д゚) 全部録画しているから、あとで映像を見るの?窓にカメラを
設置して、景色を90度の角度に固定して撮影しているから、画面が常に真横に流れて
いくから目が回るんじゃないの?それずっと見ればいいの?ライブはガン無視?!
ま、趣味は人それぞれですから。。 私がこんな景色を見てたまにカメラを構えると、
彼らもカメラを構えて撮影。俺は見張り係か^^;
東京は25度を記録して夏日だとか? 桜が満開だとか?
「熱郛」(ねっぷ)なんて読めませんよねー。「ホール」のほうがメインになってる
駅舎でした。線路をまたぐのに上り下りが大変な歩道橋でなく、階段4段で済むのが
人にやさしい^^
おー!っと視界が開けてカメラを構えると、向かいの席の青年たちも撮影する。
何もないところでフェイントかけてやればよかったな(^益^)w
3月も末だというのに雪深いねェ~。
ニセコが近づくと高い山が増えてくる。
駅のホーム、向かい側はホームじゃなくて雪の壁。あっち側は使ってないから
除雪車が積み上げているのでしょう。
その名も昆布駅。内陸部なんですけどね。。
シール貼ってあることから「ニセコ」は近年改名されたのであろう。前の名前は
何だったか調べてみると。。。
明治37年に真狩駅(まっかり)として誕生。
明治39年に狩太駅(かりぶと)に改名。
昭和34年にニセコ駅に改名。 あれっ!まさかあのシール、66年前に貼られたの???
そして列車はニセコ駅に到着したのでした。駅には温泉旅館のお迎えが来ていたので
すぐに乗り込み、撮影は帰るときに^^
ニセコに泊ると言ったとき、東京の知人らはみなさん「ヤバイとこ」「高いんじゃ」
という反応しきり。ニュースで何度も見たけど、ラーメン・牛丼3000円、海鮮丼8000円、
スーパーでウニが1万円などなど、驚愕ぼったくり価格を海外旅行客が「安い安い」
といって利用しているとか。
しかーし、この湯心亭はひとりでも駅から車で送迎してくれるし、温泉宿だから
広い畳の部屋をひとりで使わせてくれるし、24時間入浴可能の源泉かけ流し露天風呂
付きの温泉は広いし、食事は立派で作り置きではなく、順番に出来たてを出してくれる
のに、一泊12000円!小樽の狭いビジネスホテルより安いのである。
「ニセコ=高い」は一種の風評被害ではないかねw
我が胃袋のキャパを超える御馳走が並ぶというのに、ビールを酒ははずせない^^;
天ぷらはとうもろこしとじゃがいもが旨かった。こういうところで無理に海老を
出さないところもいいよね。
お腹一杯だったけれど、ご飯はこのご時世ですから頂きました^^ さすがにお櫃は
断りましたけどー。
デザートは温泉水を使ったゼリー。これも無理にメロンとかではないのがイイ。
風呂は撮影できないからお宿のHPから転載。雪に覆われた山の中で温泉に浸かり、
花粉を体から洗い出さねば。結局2ヵ月の函館滞在では悪化はしなかったが
花粉症の症状は治らず、鼻は詰まってる。こうなるともう完全に移住せねば
ならん気もしてきたぞw