さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

八幡浜の港に

2024年11月16日 | 四国・中国地方


八幡浜の宿は港の近く。そこまでブラブラと歩く。何やらこの建物の2階がずらりと
スナック? 営業中はどれくらいだろう?


むむ、商店街には人がいない。7年前もそうだったなあw


市立市民図書館の建物は立派だぞ。近年地方都市では立派なハコが増えましたが、
是非ともきちんと専門の司書を常勤で雇い、蔵書の充実を継続してほしいものです。
ハコを作るのは一回の出費で成果が見えやすいですが、運営にはずっとお金が
かかるんです。


前回もこの建物見たなあ。


薄暗い商店街を通り過ぎれば予約したホテルだ。


ホテルの部屋からは港方面が見えました。ひと休みして、ちと散歩しようか。


こんな趣のある建物がちらほらと残っています。


10分ほど歩けば港に到着。


大きな作業船。


フェリー発着場に来てみました。明日乗りますからね。出航時間などもチェック。


上階が展望テラスになっていました。この時間、誰もいないのでのんびり景色を
眺めたり。


さっき見た作業船だ。


町のほうを振り返る。港だから風が吹き抜ける。こうやってひとり静かな時間を
過せることは贅沢なものです。


宇和島から八幡浜へ

2024年11月15日 | 四国・中国地方


宇和島の朝を迎えました。次の目的地・八幡浜はわりと近いのでブラブラと
この街を観光でもしようかと思うが、前回お城は見たし、また荷物を持って山に
登る気はしない。


人っ気のない町を駅に向かう。


「パフィオうわじま」には図書館が入っているから本と新聞でも読みましょうか。
あちこちの図書館で読み進めている本はことごとくないw しかたなく持ち歩いて
いる自前の本をしばらく読む。ゆっくり座れるだけでも図書館はありがたい。


地方都市には町中華があるので嬉しい。唐揚げはでかかったー。


というわけで昼過ぎになり、電車の時間となりました。


宇和島はターミナル駅。


あれっ! 誰も電車に乗らないの? みんな車で移動するもんだから乗客は減り、
さらに列車の本数が減るという負のスパイラル。


空いているので一番前の特等席に(^益^)b


わぁ、森の中を突き抜ける線路、大好きですーw


視界が開けて町の中。

途中「卯之町」という駅からバスで10分ほどのところに「愛媛県歴史文化博物館」が
あり、そこに行ってみようと調べてみたのですが、何せそのバスが2時間に1本あるか
ないか。列車の時刻と合わせて見学時間を考えると、どうやってもうまいこと行く
ことができません。自家用車で行くしかないと。それってどうよ。。。


やがてまた山の中。たまーに海が見えたりもしましたけれど、ずっとカメラを
構えているわけでなし、また横の窓だったりするのでそれは撮れずw

こういう景色を見ていると、運転手さんがちょっとうらやましい。こんな緊張感・
責任感あふれる仕事は俺には勤まらないとは思いますがww


俺の好きな緑のトンネル、そして本物のトンネルが続きます。三陸の宮古に向かう
山田線、そして7月に北九州を旅したときの路線もこんなトンネル続きの線路が
あったなあ~。


トンネルが2つ3つと見えるときがあります。


これも3つは見えるでしょ^^


山を越えてだんだん八幡浜が近づいてきました。


ここは伊予石城という駅。鈍行だもんだから、上り下りの列車が行き交うのに
やたらに止まります。ここでは特急が抜かしていくのを待つのに20分以上停車。
しばしホームに立って体を伸ばす。右のほう、田んぼの中に何かが見えるでしょ?


「わらマンモス」です。列車が出たら、よく見てみよう。


よく手入れされてるよねえ。民家にあるわけでもないのに?


運転手さんがアナウンスで「アンパンマン号が通りますので、どうぞご覧ください」と
言っていました。ま、な^^;


さて列車が走りだして、わらのマンモスが見えました~。よく見てみると、鼻の上に
子供が乗ってるよ。


そして八幡浜に到着しましたー。ちと懐かしい。思い返せば7年ぶり。


宇和島の夜は遊楽に

2024年11月14日 | 四国・中国地方


宇和島の夜の出動タイムです。前回宇和島に泊ったときは、魚がとてもおいしい
居酒屋と、楽しいおばちゃんがいる小さな酒場に行きました。その2軒目はどうやら
閉店したらしい。


今回は高知の酒場で隣に座ったおっちゃんが「宇和島ならいい店がある。魚は
美味いし店員さんも感じいいんだよ!」と絶賛していたので、そこに予約して
来てみました。その名は「遊楽」。


たしかに人気店らしく、開店早々の予約でしたが、そのあとにちらほら来た客は
みんな満席と断られていましたよ。お通しの茄子がトロトロで味も絶妙♪
最初は大事です。


連日の酒場なので、野菜系統を選んでみました。キムチっぽいタレがかかっていて
これも繊細でしたよ。


さて地酒は「虎の尾」純米大吟醸っつ~のが他の倍のお値段。しかし見よ!
「飲み比べセット」で「お好きなお酒をお選び下さい」ときたもんだ。いちおう
店員さんに「この一番高いのを入れてもいいの?」と聞いたらOKです。


というわけで、地酒で高い順に♪ さすがにいいやつは美味いぞ^^


魚も美味かった~(^益^)b ただですね、中村で「ビリガツオ」なんて超レアものを
食べて大感激した余韻が残っているので、それに比べれば、と思ってしまう悲しさw
口が肥えるって、贅沢を経験してしまうって、その反動もあるんですねェ~。。。

スミマセン遊楽さん、この画像を見て想像つくと思いますが、料理はすべて絶品
でしたよ。


「いかみがらし」ってのが気になって聞いてみた。そういうのは嫌いなものでない
限り、試してみるもんです。


いわゆる酢味噌和え? 酒のアテには悪くないぞ^^


今日で5日目。まだ3分の1だ。連日飲んでいるので、少し控えようと思った夜
でした。2軒目を控えるのは若干努力がいるw


明日は八幡浜~、と千鳥足w


土佐清水から宇和島へ

2024年11月13日 | 四国・中国地方


土佐清水の朝を迎えました。今回2週間に渡る旅行では、一度も宿で朝食をとりません。
基本は地元のスーパーで買うスティックパンをかじって水を飲むわけですが、ここでは
前回使った町の喫茶店で朝のコーヒー。1杯出て来るのに30分以上かかりました。
混んでないのに^^; しかし急ぐ必要はない。バスは午後で、それまでのんびり
過すわけですからw


昨日も来た図書館に行って新聞を読もうとしました。Wifiを利用するには住所氏名
電話番号などを書いて申し込みをするわけですが、手続きを済ませて指定の机に
行ったら通信がとぎれとぎれ。そのうちパスワードが違うだの完全につながらなく
なるw 1時間ほどの予定だったので、面倒だからそれはあきらめ、地元紙を読んだ。

するとおととい泊った土佐久礼の駅がリニューアルで記事になってる。ちとズレたな。


早めの昼食で住宅街の食堂に。調べなければわからないひっそりとしたところ。


カツカレー、ちとしょっぱかったけど旨かった。地元のばーちゃん、おばちゃんたちが
頑張っているアットホームな雰囲気の食堂でした^^


まだバスの時間まであったので、プラザバルというスーパーを歩き回って2階に
行ったら、こんな休憩できるところがありました。向こうのほうに、地元民が
集っておしゃべりをしています。冷暖房が効いていて、無料で座っていられる
ところ、貴重な憩いの場所ですね。都会にはなくなっちゃったからなあ~。


バスに乗って、土佐清水をあとにします。


しばらくは太平洋岸を進みます。


曇っているのはバスのガラスなんですぅ~w 雨が降っているわけではありません。


乗客は俺ひとりでしたが、途中で道路の反対側の停留所で待っていた変な客がいました。
バスはあやうく通り過ぎるところでしたが、そいつが道路の反対側で手を振るので、
運転手さんはあわてて停車。そいつが乗ったあと、運転手さんは「こっち側の停留所で
待っててください。バスの進行方向に」と言ったら、そいつは怒って「なかったんだよ!」
と言い返す。(ありました!)
乗客は俺と二人で、そいつは俺のすぐ横に座るもんだからヤだった~w


左に見える施設、あれは灯台ではなく「足摺海底館」という施設で、海の中を見られる
水族館のようなものです。そこの停留所で、子供が3人乗ってきました。そこに行った
帰りなのでしょう。お兄ちゃんが小学校高学年で、学校前の小さな少年をひざに抱え
ました。もうひとりはその真ん中で、男の子3兄弟かしら。兄ちゃんは大きな声を
出す少年を健気にあやしていました。偉いぞ(^益^)w


少年たちは10分ほどバスに乗って、途中で降りて、バスの進行方向に歩き出す。
きっとその近くに自宅があるのでしょう。


するとその次のバス停で、中年女性が乗り込もうとしてドアのところで止まり、
乗り込まずにバスの中をキョロキョロと見まわす。すぐにわかった。お母さんが
迎えに来ていたのです。「ひとつ前のバス停で3人降りました。こっちに向かって
歩き出していましたよ!」と伝えると、ホッとして「ありがとうございます!」と
うしろのほうに向かっていきました。何せ2~3時間に一本のバスに乗っていな
かったら心配になりますもんねェ~^^ よかったよかったw


長かった。。。ようやく宿毛は近い。


そしてここから電車に乗り、宇和島へと向かいました。疲れていたんだかなんだか、
ここからの画像はナイw


土佐清水を歩く

2024年11月12日 | 四国・中国地方


土佐清水をブラブラしています。図書館に入ってみた。本の揃いは少ない。2階に
資料室があり、ジョン万次郎関係資料があるそうで、お願いして鍵を開けてもらい
入れてもらいました。手に入る本は古本屋に注文したり自宅に揃っているので、
その他をいろいろ見てみたが、さして興味深いものは見つかりませんでした。。。


この町でお泊りする宿。


うわー、昭和!


右のボタンはエアコンらしい。最強の3が押しっぱなしw もちろん稼働していない。


ありがちな狭~いビジネスホテルよりは広々としているね^^;


懐かしい雰囲気♪


水回りはちとな。。。


夕食前に港のほうを散歩してみました。


お寺の裏には立派な木がありました。


この先に特攻隊の基地があったとな。


港に出ました。


とんびがたくさん飛んでいるぞ。


悠々とすべるように飛んでいます。


みとれてシャッターを切る。あちらもこちらを警戒してか、あまり寄ってこない。


優雅じゃのう~。


たくさんいるよー。


風の谷のナウシカみたいに飛んでみたいねェ~~。


特攻って、飛行機を思い浮かべますが、ここのは船。「震洋艇」といって、ベニヤ製の
簡単にできるボートに爆弾を積んで敵艦に体当たりするんです。勇ましいこと言ったり
「国のため」とか言って若者に「行って死ね」と自殺を強要する悪質な殺人ですね。
行かないのは「卑怯」「臆病」「不名誉」なんて追いつめるわけだから、断れない
誠実なやつを殺す(と同時に人を殺させる)手の込んだ卑劣さを感じます。俺には
「やりませんね」と言える勇気があるだろうか?


この穴が、その震洋艇を格納していたところだそうです。


無念に囚われた幽霊はいないか?


いまは平和(少なくともここは)でありがたいことです。


夜の酒はこちらのお店に。


お母さんと娘さん(アルバイト?)の2人でやってるこじんまりしたところでした。
アジフライ。「なんとかアジ」といいましたが、忘れましたw

あとから来た近所のおじさんが「カツ丼と水!」と注文。それでもおねえさんは
「お飲み物は?」と聞くので、そうなると「う~ん、じゃあカルピスハイw」と
負ける。飲みたいなあ~、でも今日は我慢するかあ~、とか思っていても、
おねえさんに笑顔で聞かれちゃなあ^^;


刺身のない店なので、久しぶりに肉を食ったりする。酒はこちらの焼酎♪


サントリーの看板があるバーに入ってみた。


初老の御夫婦のお店。ドアが閉まった別室ではカラオケをやっていました。店内は
広いので、カラオケで騒ぐスナックと静かなバーが共存できるのです。


他に客もいなかったので、オーナー御夫婦としばらくおしゃべりを楽しみました。
奥様は世界中を旅して、南米やらアフリカやら、なかなか珍しいところもだいぶ
行ったことがあるというお話しでしたよ。旦那さんは一緒に行ったのかはこちらから
聞きませんでした(^益^;