連休は寒波が来ると予報が出ていましたけれど、函館は連日天気が良くて、日が照る
ので雪が融けています。
路面電車に乗って函館アリーナへやってきました。いまはフードフェスタ開催中。
アリーナの裏に市民会館があり、そこで「世界のこどもフェスティバル」があると
いうので、それを観にやってきました。
連休中ということで街には観光客があふれかえっています。十字街で路面電車に
乗るとき、なんとほぼ満員!普段はここガラガラなのに。そして乗客がいっぱい
乗ってくる函館駅ではホームに長蛇の列。その人たちはついに乗り切れませんでした。
札幌大通りで開催されるフェスタとは比べ物にならない小さな規模ですが、それでも
賑わっていました。
豚丼に大沼のエール♪ 他には海鮮丼、ジビエ、スープカレー、ザンギなど
いろいろご当地物がありました。
デザ~トには和菓子店で「苺と桜のモンブラン」。桜の花びらの塩漬けが素晴らしい
アクセント。(゚д゚)ウマー
不知火デコポン大福。甘酸っぱいデコポンの果汁と大福のアンコのマリアージュが
至福の時を。。。世界最高峰のスウィ~ツですよ!この他にもシャインマスカット
だのなんだのいろいろあって、全種類を順番に食べたくなりました(*´ω`)
さあてどんなだろ? 最初はタイの高校生を招いての民族音楽の演奏。
これが素晴らしく芸達者!さらにあちらの民族衣装での踊りも披露。
日本の子供たちは、主に学童保育のグループが太鼓を叩いたりしました。
保育園の小さいのが出てくるのを期待していましたけれど、年長さんの歌でした^^;
そして舞台だけではなく、真ん中のフロアで輪になって盆踊りみたいに大人も
子供たちもみんなで踊るプログラムも。
この企画は、地元のバンドメンバーが学童クラブなどとコラボして始めたそうです。
みんなでワイワイ楽しいフェスティバルでした(^益^)b
バー杉の子のママさんが、「函館はいろんな企画やイベントがあるのよ~」と言って
おりましたが、私はこのところまちづくりセンターでの地元の小説家のドキュメンタリー
映画上映、ジャズ喫茶でのジャムセッション、今回はこのフェスティバルに参加し、
そして明日はマイナーだが上質な映画ばかりを厳選して上映するシネマアイリスに行く
予定だし、実に充実しています。
大都会東京では味わえない、ローカルで人との距離感が近い楽しさを感じます。
東京に住んでいると、歌舞伎座はあるし世界中から一流の演奏家やオーケストラが
来るし、美術館・博物館は充実しているし、文化を享受するには便利だと思って
いました。
しかし、私が最近楽しんだような企画は東京では逆に難しいのでは。なぜって、
場所代、金がかかるから。ジャズ喫茶なんて、広い自分の店を開放しているから地元の
演奏家が集まって参加できるのでしょう?東京にはたくさん映画館があるけれど、
客層が限られて収益が見込まれない映画なんか上映していたらすぐに赤字になっちゃう
でしょう?
こちらで様々な企画を運営している人たちは、収益を目的としていません。公共施設
での自主上映、喫茶店でのジャズ演奏、こどもフェスティバルの開催、みんなやりたい
からやっているだけで、だからこそ純粋に楽しめるような気がします。俺が住んでいる
都会は、シビアに金がからむせちがらい所なんだなあ。まったりできる喫茶店、安くて
旨い町中華、のんびりできる酒場、そこにはなじみの店員さんとの交流があるのだが、
そういうところが絶滅しつつあるのも関係しているのでしょう。
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