さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

輪島漆芸美術館

2019年11月04日 | 山陰・北陸日本海



出た!乾電池の自動販売機。必ず電池は錆びています。コンドームの自動販売機も
たまに見かけますよね。



さて輪島の散策は続き、永井豪記念館から輪島漆芸美術館に向かいます。コンセプトが
あまりにも違う気がしますが、割引共通入館券があるのです。ま、輪島を観光していて
入ろうと思うのはこの2つくらいなので、ちょうどよかったと。



もうこの先は日本海。



海辺だからか、こういう素敵な建物がありました。



なんか妖怪みたいでコワイよねえ。



さてこちらが輪島漆芸美術館。残念ながら、内部は撮影禁止。展示品は素晴らしいです。
もともと私は美術館・博物館に行っても、あまり関心がないのは書、陶磁器、漆器など
で、あまりじっくり見ません。

でも、本当に素晴らしいものはやはり目を引くものです。素人目にも、超一流品は
すごいと思わせてくれるものなのでしょう。椀はもちろん、硯箱、重箱や皿などの
漆塗り。あまりの見事さに、吸い込まれるように目が釘付け。見つめ続ける!

集中して1時間ほども見ていたら、くらくらになってしまいました。目が回るというの
とはちょっと違う。目は回っていません。でも、たとえば細かい文字がびっしりの文書を
PC画面でスクロールし続けているときとか、見悶えるように背中というか、体全体が
苦しくなるって感覚、わかりますか?

哲学書を布団のなかで読んでいて、疲れ切って寝てしまったあと、脳味噌がウンウン
うなり続けているもんだから、体が眠っているのに興奮状態がおさまらず、まどろみの
なかでうなされてしまうときの症状。

イタリアの美術館で、あまりにも細かく精巧に彫られたカメオを見つめ続けたときにも
こうなりました。見続けたいけれど、脳のスペックが追い付かずにフリーズした感じ。



脳が疲れ切ってへとへとになった。。。



立派な漆会館の前を通ったけれど、もういい。こちらは土産物屋です。美術館級の
ものを見たあとだからなあ。普通の高級品くらいだと色あせて見えるだろう。



おー、木造3階建て、好きだー。



おっ、さっきは気づかなかったけれど、連続ドラマ「まれ」の舞台になったんだよね、
ココ。記念館にはパネルでも展示してあったのかな。閉まってるねー。

ちなみに土屋タオちゃん、「花子とアン」のときの妹役をやってたときは、可憐な
田舎娘でとても素敵に見えましたが、主役に抜擢された「まれ」ではイマイチ。
ドラマのヒロインも、脚本の出来によって注目されて話題になったりorすべったり。
演技とは関係ないのに有名になったり消えていったりするものですよねー。



おっと、こちらのマンホールは漆器だ。