この前から トイレのタンク内のバルブからの水漏れが続いてます
タンク下部分のゴム弁はこの前交換したので
今回は上部のフロート付きのトイレユニットに手を入れてみます。
今は このバルブを閉めて
必要な時以外は水を止めていますが
床に古い水染みがあるのも気になります。
現在の症状は
こんな感じで バルブ部分からの水漏れが続いて
トイレ室内に入ると チョロチョロと水が漏れる音が絶え間なく聞こえます。
この状態で オーバーフローの排水口を見ると
パイプの周りの水面に 表面張力が働いている曲線があり
明らかに 水面がパイプの上にあります。
ということは、このオーバーフロー用のパイプから流れ出た水の分
上部バルブから 水が供給されていることになります。
多分、長年の使用で上部バルブのパッキンのゴム部分が減って
今のフロートの位置で水が止まらないようになっているんでしょう。
パッキンを交換するのもひとつの方法ですが
それ以外に手を尽くしてみて どうしても駄目ならパッキンを交換する事にして
駄目元になるかもしれないけど やるだけやってみます。
まずは
タンクから水を抜いて
フロートが止まる位置を変えられるかどうかの確認
フロートがバルブを押さえる位置はこのネジ棒を上下に動かすことで
ある程度動かすことが出来る構造になっています。
という訳で ネジ棒が下がる方向に中間のアジャストナットを回し
フロートを思い切り下げて水を入れると 予想通り水漏れが止まりました。
この状態で フロートが取り付けてある棒の角度を
水漏れしている状態のものと比べると見て判るとおり
バルブを押している状態で 明らかにフロートの位置が下がっています。
さらに、この状態でオーバーフロー用のパイプを見ると
パイプが水面から5mmほど付き出しています。
これで、オーバーフローしない⇒水が供給されない という状態になった訳で
とりあえずはこの状態で使ってみます。
実は、水漏れの量 水道代から判断すると
2ヶ月で1㎥くらい漏れていたことになる訳で
計算すると1日16L以上 いやいや結構な量でした。
この、フロート付きのバルブユニット自体
5~6千円で手に入る部品なんですが
この家自体 私達夫婦は あと4年しか住まない予定なので
なるべく既存の物を長持ちさせたいんです。
とっても貧乏臭い修理でしたが 結果が良ければ全て良し って事で
自分としては とっても満足出来ました。