この前から トイレのタンク内のバルブからの水漏れが続いてます
タンク下部分のゴム弁はこの前交換したので
今回は上部のフロート付きのトイレユニットに手を入れてみます。
今は このバルブを閉めて
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/b2/a2da3818389909264ef5540a809d79c3.jpg)
必要な時以外は水を止めていますが
床に古い水染みがあるのも気になります。
現在の症状は
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/10/9a04a5b7fcf4f4f7581c6c42642f6a73.jpg)
こんな感じで バルブ部分からの水漏れが続いて
トイレ室内に入ると チョロチョロと水が漏れる音が絶え間なく聞こえます。
この状態で オーバーフローの排水口を見ると
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/ca/e52761938c9c81d7aadfd73d47fdfd5f.jpg)
パイプの周りの水面に 表面張力が働いている曲線があり
明らかに 水面がパイプの上にあります。
ということは、このオーバーフロー用のパイプから流れ出た水の分
上部バルブから 水が供給されていることになります。
多分、長年の使用で上部バルブのパッキンのゴム部分が減って
今のフロートの位置で水が止まらないようになっているんでしょう。
パッキンを交換するのもひとつの方法ですが
それ以外に手を尽くしてみて どうしても駄目ならパッキンを交換する事にして
駄目元になるかもしれないけど やるだけやってみます。
まずは
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/f1/f2514397eec92b73e8d866c4c4d02f77.jpg)
タンクから水を抜いて
フロートが止まる位置を変えられるかどうかの確認
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/78/be4c471e7b3ef523f1ccdfac1d719f1d.jpg)
フロートがバルブを押さえる位置はこのネジ棒を上下に動かすことで
ある程度動かすことが出来る構造になっています。
という訳で ネジ棒が下がる方向に中間のアジャストナットを回し
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/ed/8a1cb6e09650fb891b4b32b097c390de.jpg)
フロートを思い切り下げて水を入れると 予想通り水漏れが止まりました。
この状態で フロートが取り付けてある棒の角度を
水漏れしている状態のものと比べると見て判るとおり
バルブを押している状態で 明らかにフロートの位置が下がっています。
さらに、この状態でオーバーフロー用のパイプを見ると
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/eb/8e9b2a16ceb639f67da71abe705a7089.jpg)
パイプが水面から5mmほど付き出しています。
これで、オーバーフローしない⇒水が供給されない という状態になった訳で
とりあえずはこの状態で使ってみます。
実は、水漏れの量 水道代から判断すると
2ヶ月で1㎥くらい漏れていたことになる訳で
計算すると1日16L以上 いやいや結構な量でした。
この、フロート付きのバルブユニット自体
5~6千円で手に入る部品なんですが
この家自体 私達夫婦は あと4年しか住まない予定なので
なるべく既存の物を長持ちさせたいんです。
とっても貧乏臭い修理でしたが 結果が良ければ全て良し って事で
自分としては とっても満足出来ました。