
今回のインタビュアーは吹田郷土史研究会の佐々木進会長で、そのお相手は噺家の桂小米朝さんでした。佐々木進さんは北摂や吹田ばかりではなく、千里山の街の歴史についても造詣が深く、また教育者としての威厳と親しみを具えた方です。桂小米朝さんについては敢えて言う必要が無いほどに、上方落語の本流を行く人気者です。
そして、ご両人共に千里山の住民という共通点がありました。記事にもありますが、小米朝さんが千里山に対して利便性と快適さを感じ、たいへん気に入られている様子が分かります。まちづくりにも関心を示して頂けるのはとても嬉しいことです。
天満天神『繁昌亭』の盛況振りや、落語が題材になっているNHKの連続テレビ小説『ちりとてちん』など、時代と落語が一本の糸で繋がってきているという話に進んでいきます。ここで僕としては千里寺の『ちさと亭』のことにも、少し触れて欲しかったのですが‥‥。
ところで、千里山には吉本興業の創業者の吉本勢さんが、篤く信仰を寄せていたという神社もあるのですが、実は落語家をはじめ漫才師やコメディアンなど芸人も多く住まわれているのです。
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