千里山ブラウズ

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松浦亜弥の『笑顔』

2007-10-13 00:28:04 | 作詞・作曲
週刊文春の「芸能マル秘スクープ10連発」というコーナーに、「あややピンチ“CD売上げ9000枚”」」というのがありました。松浦亜弥さんの8月リリースの1年半ぶりのシングル『笑顔』の第一週売上げが何と9,397枚で、オリコンチャートではその後も思わしい伸びを示していないことが書かれています。「マイナー演歌歌手の手売りの方が売れるんじゃないか‥‥5年前の『桃色片思い』辺りは初動で14万枚ほどいったものです。前作からプロデューサーのつんく♂の手を離れた影響なのか、とことん売れません」(レコード会社関係者)と言われているようです。
もはや深夜番組や週末のバラエティーでよく姿を見る“元アイドル的存在?”とも書かれており、そう言えばお笑い芸人のぐっさんの居酒屋風トーク番組で、あのクシャッとした“笑顔”を最近見たことを思い出しました。CD屋さんのディスプレーでも『笑顔』の温和しめのジャケットはインパクトは感じませんし、もう新譜でもないので目立つ場所には置かれていませんでした。
実は僕のiPod nanoのフェイバリットには『風信子(ヒヤシンス)』が入っています。『田舎に泊まろう』のテーマにもなっていた谷村新司の提供によるものですが、少し鼻にかかった可憐な声質と抜群の歌唱力で、聴いていて日本の何処にでもある美しいまちの風景が広がっていくような佳曲です。『桃色片思い』のアイドル路線と並行して『風信子』のような曲を歌い、音楽番組でオーケストラと共演してスタンダードを巧みに聴かせてくれていました。
「本人は『アイドルになりたいと言ったことはない。プロとして歌い続けていきたい』と言っているようです。」(芸能記者) いつまでもアイドルではいられないし、またアイドルを求めてはくれないでしょう。一言でいえば脱皮の季(とき)なのでしょうけれども、プロ歌手としての一生でどのような新たな代表曲に巡り会うのか、僕にとっては今後も楽しみなアーティストではあります。

※ 音楽関連のものを集めたブログ「季宙ブラウズ」でも、より詳しい情報を発信していきますので、そちらも覗いて見て下さい。
※ シングル曲『笑顔』やセルフカバーなどを含む、7枚目のアルバム『ダブルレインボウ』も発売されています。

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