先日、画廊喫茶「ル・パルク」にお茶に立ち寄ると、JTBのパンフレット『旅ものがたり』を見ていました。覗いてみるとまだ少し季節には早いのですが、紅葉の観光名所と老舗旅館の特集情報誌のようです。写真の撮り方にもよるのでしょうが、どれも魅力に溢れた工夫された企画が並びます。
さて、世間では明日から秋のシルバーウィークが始まるということで、来週の後半に有給を挿めると9日間の連休にできるようです。調査によるとゴールデンウィークよりも旅行を予定している人が多く、また費用の方も何割か高めの設定になっているそうです。アメリカ発の金融バブル崩壊に伴う世界同時不況も丸一年経ち、自民党の経済対策などの効果もあるのか少し落ち着いてきた感もあります。
GDPの大きな要素を占めている内需を促すためにも、今回のような大型連休を作るというのは効果的かも知れません。バブル崩壊以来の凍結してしまった国民の消費意識を呼び覚ます切っ掛けになると想われます。年末年始・ゴールデンウィーク・お盆休み、そして今回のシルバーウィーク(お盆休みから近すぎる?)と、年4回あるいはもっと増やしても良いのではないでしょうか。環境問題などいろいろな意見もあるでしょうが、高速道路が無料化すればより活発に人とお金の流れ(フロー)が生まれます。