音楽CDの売り上げが1998年をピークとして、昨年にはその約半分にまで下降しています。一方その影響が大きいと見られていたインターネットでの音楽配信の伸びも、当初の予想に反して現在横ばいとなっているようです。それを補うようにコンサートやロック・フェスなどライブ関連が活性化しているという分析もされています。
最近個人的にも東日本大震災・津波復興支援チャリティーソングをiTunes StoreやAmazon MP3などで登録・配信し始めたところでもあり、今後の音楽流通がどうなっていくのか常に見守っていたいと想っています。
現状ではパソコンや携帯電話のインターネット音楽配信サービスが一般化していますが、これから予想される音楽流通の一つ形としては話題のクラウド利用があります。クラウド上に全てのデータを置いて多様な情報端末で使用するイスタイルで、ビジネス&ライフ・データなどと同じく音楽を含むエンターテイメント・データも共用されます。音楽専用クラウドの他にヤフーやグーグルそしてアップル(iCloud)などの大手ITサービスの競合が既に始まっています。
もう一つの方向としては定額制で無制限の音楽視聴サービスがありますが、こちらは著作権や利益配分などの問題がまだ十分に整理されていない状況と感じます。しかしヘビーな音楽利用者だけでなく、一般的な多数のユーザーにとっても付加価値の高いスタイルと想われ、近い将来には音楽流通の大きな流れとして利用が広がる予感がします。しかもその変化のスピードは思いの他速いのではないでしょうか。
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