大東市住道のサーティホールで日曜午後5時半から開演された、ヒノウエ・バレーアートの公演『Triple Bill』に行ってきました。バレーの鑑賞は昨年兵庫県立芸術文化センター(西宮)で開催された、英国ロイヤルバレー団の『ロミオとジュリエット』のチケットを頂いて観て以来です。
梅田で時々立ち寄るカフェの女性スタッフの一人と親しく話をするようになり、たまに僕のオリジナル曲も聴いて感想や意見を貰っているのですが、実は彼女がバレリーナということで公演のことを聞いてお返しにぜひ寄せて貰おうと想いました。お祝いに花束か何かを贈ろうかとも想いましたが、どんな雰囲気になっているのか皆目見当もつかないので今回は止めました。
会場に着くと受付ロビーには既に多くの関係者からの花輪が並び、1200席の大きなホールもほぼ埋まっていました。ステージは少し遠目で初めは彼女を見つけにくかったのですが、やや小柄でキビキビとそしてしなやかな踊りを魅せていました。3時間半くらいで3幕(15分休憩2回)の構成にも変化があり、会場は最後まで飽きること無く拍手が続きました。群舞やソロと何場面もやり遂げるために積み重ねた厳しい練習を考えると、彼女や全ての出演者たちに感動とリスペクトの気持ちが湧いてきました。
帰り際に花輪が小分けにされて客が自由に持ち帰れるように置かれていましたが、僕は電車に持ち込むのが少し恥ずかしいので百合の花の薫りを吸い込んだだけで素通りしました。
【追記】その後に聞いたのですが、当日は朝から通しでリハーサルをしたとのことで、彼女を始めとしてダンサーの方たちの半端無い体力に驚きます。