正月3・4日の午後11時からNHK教育テレビで「亀田音楽専門学校」が放送され、音楽プロデューサーの亀田誠治さんがJ-POPを分析しその魅力を伝える授業を行いました。
3日の1時間目は「胸キュンのコード学」ということで「クリシェ」を中心に、半音下がっていくコードの美しさがホワイトボードを使いながら説明されました。実際の楽曲としてドリカムの『Love Love Love』(作曲:中村正人)や松田聖子『瞳はダイヤモンド』(作曲:松任谷由実)などを教材に、その不安定感の持続から次の音(コード)への解放へと繋がる仕組みを分かりやすく解説しています。
ちなみに僕のオリジナル曲にも『風のクリシェ』というそのままのタイトル曲や、最近作ったばかりの『Lovin' all night』などクリシェを使った作品があります。
また定番ですが、通称「サビへのジャンプ台」と呼ばれている導きのメロディーの魅力についても、それが無い場合と比較しながら一般の視聴者には興味深かったと想われます。
4日の2時間目は「めらめらの(泣ける)メロディー学」ということで、『ラブストーリーは突然に』(作曲:小田和正)『わかれ歌』(作曲:中島みゆき)などを例題に、「リフレイン(繰り返し)」が情念を訴えかけてくる効果を解説します。また音符に言葉を1音ずつ当てはめる譜割りのし方により、心に射し込んでくるような演歌的な想いの強さが表現できることを知りました。
代表作『瞳をとじて』でサウンド・プロデューサーとして親交のある平井堅さんがゲスト講師で出演し、それぞれ必要に応じてサンプル歌唱をするのもファンにとっては必見だったのではないでしょうか。
※ 千里山でも最近何かと話題になっている『大きな古時計』ですが、先年カバー・ヒットした平井堅バージョンは亀田誠治さんのアレンジでした。
☆ 東日本大震災・津波復興支援チャリティーソング にご協力お願いします!
![]() | 音 -Standing Day- |
コバタイサオ : 歌詞 | |
LIP-FLY |
☆ デフレ・スパイラルと長年それを放置してきた日本銀行(BJ : Bank of Japan 公式にはBOJですが)をテーマに制作しました。インフレファイターと言われる日銀ですが、ある時にはデフレンジャー(Deflation+Ranger)という自覚も持って、広く国民のために機能して貰いたいと想います。ぜひ一度ご試聴(YouTube)下さい!
![]() | デフレンジャーBJ |
コバタイサオ : 歌詞 | |
LIP-FLY |