YouTubeなどの動画サイトに偶然撮れた「鉄道と蝦夷鹿」の映像を投稿しておいたところ、それが想わぬ大きな反響を得て世界で何10万回も見られたことで、その人気動画に広告が付けられるようになり、月収を上回る報酬が口座に振り込まれるようになった‥‥ということをNHK「クローズアップ現代」(予告 : 動画投稿生活者)が放送していました。
YouTubeを運営するGoogleが人気の投稿動画に広告を付けて、その広告料を制作者と分配する収益システムを稼働させてから、確かにネット・サーフィンした動画の下部と紹介動画欄の上部にバナー広告が多くなり煩わしく想っていました。
番組では、奥さんが作る可愛いキャラ弁当の投稿動画が人気の旦那さんが会社を辞めて協力し、その動画シリーズの広告収入で生計を立てている夫婦や、「動ガール」と呼ばれる化粧のアイデアやプロセスを発信する若い女性たち、また昆虫などの小さくて魅力的な世界の趣味動画で小遣い稼ぎをする高齢男性などが紹介されていました。
しかし中には、子育て仲間とのコミュニケーションを目的に投稿しているので、広告料を貰うと主旨が違ってくるのを恐れ広告依頼に応じないというママさんもいます。
そう言えば最近のことですが、友人のWEB関連の会社で動画広告を制作し始めたということを聞きました。それ程に動画広告の広がりが活発化して来ているということでしょうか。
ところで冒頭の男性の続きですが、想わぬ高い報酬に味を占めたのか仕事を辞めてしまい、動画投稿に生活を賭けましたが注目されるような動画が撮れず‥‥現在は精神的にも追い込まれているということでした。