先日、千里山の月が丘の峠付近で顔見知りのご高齢の方にお会いして、立ち話の中でこの辺りが昔から「千里山」と呼ばれていて、一番高い土地になると言われました。
「一番高いところは千里山神社のある辺りではないんですか?」千里山神社のある辺りには三角点も置かれています。
「いや、あの家を建てるので少し上を削られたけれども‥‥」と木々に抱かれた家を指差されて言われます。
「そう言えば千里山駅からここまでは、ずっと緩やかなスロープになってますし、確かに反対側を見ると地獄坂のように急に落ちてますね」
「昔から自分たちはそう聞いていたし、この木立のある場所を千里山と呼んでいたんです」
僕は以前にこの辺りの木立の塊を千里山の“トトロの森”と仮りに呼んでいたのを想い出しました。