先日、NHK「ひるブラ」で隅田川界隈を巡り、江戸の老舗蕎麦屋「向島七福すずめの御宿」を紹介していた時に、蕎麦つゆに味噌を使ったものが出てきました。
解説によると蕎麦つゆに醤油が使われたのは江戸時代になってからということで、以前は味噌の蕎麦つゆが普通だったらしいです。
実は僕はかなりの蕎麦好きで、ご飯替わりによく自分で蕎麦を茹でて食べることがありますが、蕎麦つゆをうっかり切らせてしまった時などに、生味噌をそのまま箸で摘みながら笊蕎麦を味わうということを自然にしていました。
番組で紹介された老舗の蕎麦屋さんでは、おそらく鰹と昆布の出汁で割った味噌つゆなのだと想いますが、僕は生味噌をそのまま薬味ネギも添えずなので実に簡単です。
季節がら近くの原っぱで自生している野蒜(ノビル)でも探してきて、両方ともに味噌を摘みながらお酒を味わうというのも野趣があって良いかも知れません。