5月26日(土)午後1時から4時過ぎまで、八尾市立プリズムホールで開催された、「なほみバレー教室」創立25周年記念バレー公演『ドン・キホーテ』を観に行きました。
近鉄八尾駅で降りたのは初めてでしたが、西武デパートもあり想像よりも繁華な街の印象でした。デパートを横に見ながら歩くと間もなくプリズムホールは直ぐに分かりました。
メインの『ドンキホーテ』全幕は2時くらいから始まると聞いていたので、1Fロビーサイドのカフェで時間を過ごしていましたが、2Fの大ホールに階段を上がっていった時には、うっかりしたことにお目当ての『ドンキホーテ』はもう始まっていました。慌てて入場すると広い大ホールは8割くらいの入りで、運良く階段側の良く見える席に座ることができました。
第1幕はスペインの中世の港の風景が背景となって、大勢が集まり踊りを次々に披露していきます。2幕・3幕の10分間の合間には大ホールの外に出て、ロビーに並べられたバレー教室の発表会パンフレットを見て歩きました。25年間の歩みが分かる歴代生徒の写真も興味深く想いました。
息子さんを始めとして東京の牧阿佐美バレー団などから招かれた6人の男性ダンサーの演技も見応えがあり、中でも何度も踊られたパ・ド・ドゥーは素晴らしかったです。またフィナーレでは伊東なほみ先生への感謝状も読み上げられ感動的な発表会となりました。
・パンフレット内容 (拡大)
勿論、出役さんではなく裏方の雑用係でしたが
今でも「パ・ド・ドゥ」なんて言葉を見ると、その頃を思い出して
ちょっと胸がキュンとしたりします。
牧バレエ団からも来られていたようで良い舞台だったんでしょうね、なによりでした。
僕にも似たような、というかファッションショーの裏方をやったことがありました。戦場のようなバックヤードで、奇麗なモデルさんが着替える時に、当たり前のように美乳が見えるので、目をどこにやって良いのか分からなかったです。
ウェディングドレスのコーナーでは、ドライアイスのスモーク演出も担当しました。
私が働いていたバレエ団のバレエダンサーの女性たちは
サバサバしたというか、「男前」の人が多かった気がします。
まあ、着替えなんかもあっけらかんとしたものでしたが
それはこちらが16や17歳だったからで、多分、
お姉さん方から見れば弟のようなもんで
男性には見えていなかったからだと思います。
生徒数が多くとも会社にたとえれば中小零細企業ですから
その分バイトでも色々な仕事が出来て楽しかったですし
公演準備から本番、そして緞帳が下りたときから
また次の公演に向けての準備、というメリハリのある仕事で
それが私の職業体験の原点と言ってもいい体験でした。
それにしても素敵な職業(というか世界)体験でしたね。何かサーカス団のイメージで郷愁を感じます。