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MMT子どもミュージカル『雫の旅立ち』

2010-10-17 00:01:56 | MMT子どもミュージカル

 千里山にあるMMT子どもミュージカル2010『雫の旅立ち』が、主宰者の三原満里さんの書き下ろし台本も出来上がり、いよいよ来年の1月5日の吹田市メイシアター演劇フェスティバル(11月から2月まで毎月開催・パンフレット)の公演に向けて始動しています。
 吹田市はアサヒビールの発祥の地でも分かるように、古来より千里丘陵の伏流水源の豊かな地域として知られています。しかし、近代からの住宅開発や工場・産業振興の陰で、水も汚れ枯渇の心配までもされるに至っています。『雫の旅立ち』はそのような吹田的な環境問題も背景とする中で、雫(水のはじまり)と森・動物などの交わりや愛をテーマにした物語です。
 昨年の『王子のバラ』は『星の王子さま』をモチーフにした、同じく三原満里さんオリジナルの脚本で、思いがけずに挿入歌8曲の作曲を担当させて貰い、貴重な経験と楽しい想い出となりました。今年の『雫の旅立ち』でも2曲の挿入歌があるということで、最近「作詞・作曲セミナー」で知り合ったピアノ調律師&音楽家の松谷一広さんを推薦しました。松谷さんも快く乗り気で要請を受けて下さいました。
 そして今日お昼過ぎに、画廊喫茶「ル・パルク」の裏にある練習室でお二人をご紹介しました。新作ミュージカル『雫の旅立ち』に込めた作者の想いを、直接に作曲者に伝えることは大切なことだと思います。同時にそれぞれが顔を合わせてその人となりを感じ信頼を築くことが大事です。
 松谷さんはもう既に挿入歌を2曲試作して来られていてその熱意を感じました。歌唱指導では子供たちも直ぐにメロディーを憶えていきます。昨年の僕のどちらかと言えばシンプルな歌作品とはまた違い、ミュージカルというものを良く理解した音楽芸術のような印象を持ちました。これからどんな素敵なミュージカルが仕上がるのか今からとても興味津々です。

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