千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

い・ろ・は・す

2011-11-15 00:45:27 | Weblog

 コカコーラ系列のミネラルウォーター「い・ろ・は・す」が受けているということを最近聞いたので買ってみました。
 評価されている理由としては、中身の水に関してはもちろん天然水に拘っているのは当然ですが、ペットボトルの厚みが薄く(40%に軽量化)また使用後に小さく折り畳めるとことがエコということです。試しに握りつぶすと直ぐにクシャッと潰れて後の反発も僅かです。潰しながら蓋をきつく閉めると小さくなったままでキープできました。もっと大きな1リットルボトルになれば普通は嵩張るのでこれは大きなメリットになりそうです。
 また「I LOHAS」というナチュラルで爽やかな響きのネーミングにも、一貫して持続可能な生活スタイルを追求する商品スタンスが表現されています。
 最近新たにラインナップされた温州みかんエキス入りのタイプも、レモンなどの有り触れたものではなく日本の伝統果実を使うことで、農業や里山自然などを保全していこうというイメージが浮かんできます。ただし糖分や酸味料・酸化防止剤など、コンセプトからずれて従来のものづくりに戻っている部分も見られ、ミネラルウォーターというよりほとんどジュースなので、僕的にはもうこの方向は要らないかなという感じですが‥‥。
 現在多くの成熟した横並び商品では、物の本質的な部分以外にも差別化をいかにして消費者にアピールするかが問われています。

バレー公演『Triple Bill』

2011-11-14 02:06:56 | Weblog

 大東市住道のサーティホールで日曜午後5時半から開演された、ヒノウエ・バレーアートの公演『Triple Bill』に行ってきました。バレーの鑑賞は昨年兵庫県立芸術文化センター(西宮)で開催された、英国ロイヤルバレー団の『ロミオとジュリエット』のチケットを頂いて観て以来です。
 梅田で時々立ち寄るカフェの女性スタッフの一人と親しく話をするようになり、たまに僕のオリジナル曲も聴いて感想や意見を貰っているのですが、実は彼女がバレリーナということで公演のことを聞いてお返しにぜひ寄せて貰おうと想いました。お祝いに花束か何かを贈ろうかとも想いましたが、どんな雰囲気になっているのか皆目見当もつかないので今回は止めました。
 会場に着くと受付ロビーには既に多くの関係者からの花輪が並び、1200席の大きなホールもほぼ埋まっていました。ステージは少し遠目で初めは彼女を見つけにくかったのですが、やや小柄でキビキビとそしてしなやかな踊りを魅せていました。3時間半くらいで3幕(15分休憩2回)の構成にも変化があり、会場は最後まで飽きること無く拍手が続きました。群舞やソロと何場面もやり遂げるために積み重ねた厳しい練習を考えると、彼女や全ての出演者たちに感動とリスペクトの気持ちが湧いてきました。
 帰り際に花輪が小分けにされて客が自由に持ち帰れるように置かれていましたが、僕は電車に持ち込むのが少し恥ずかしいので百合の花の薫りを吸い込んだだけで素通りしました。

【追記】その後に聞いたのですが、当日は朝から通しでリハーサルをしたとのことで、彼女を始めとしてダンサーの方たちの半端無い体力に驚きます。

『春よ来い』の大合唱

2011-11-13 01:58:29 | 作詞・作曲

 11月10日と11日の2日間、松任谷由実さんの全国ツアー最終公演が仙台サンプラザで行われ、東日本大震災・津波支援の企画『春よ来い』のコーラスの一般募集に加えるために、アンコールでそれぞれ2,000人の合唱が録音されたということです。
 NHKで人気の歌番組『SONGS』の「みんなの春よ、来い」プロジェクトで、みんなでコーラスを歌った音源がダウンロードされ、その売り上げが支援金として寄付されます。これまでに一般募集のコーラスがネットで4,000人分寄せられていて、2日間のアンコールで歌った4,000人と合わせて、7,000人の想いが込められた楽曲がダウンロード販売の予定です。
 また、年末の紅白歌合戦に松任谷由実さんが初出場することが内定したと多くのスポーツ紙が報じています。今年はいろいろと特別の紅白になりそうです。

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 音 -Standing Day-
 コバタイサオ
 LIP-FLY

自転車事故の賠償金

2011-11-12 00:01:06 | Weblog

 以前、千里山の駅周辺再開発にともない新しくできる広いメインストリートで、自転車の乱暴な走行に注意していこうと書かせて貰いましたが、少し前のタブロイド日刊『ゲンダイ』の記事で、自転車事故の賠償金に5,000万円という判決が出たことが紹介されていました。もし傷害保険などに加入していなかったとすれば、本人や家族の人生が変わってしまいかねない金額です。
 自転車は子供でも運転する身近な乗り物なのと、人力で動かすスピードも比較的遅いということもあり、車道を走っていて自動車に巻き込まれるなど事故の被害者になることは考えても、まさか加害者になって大きな損害を人に与えることはイメージし難いと想います。しかし歩道の人の群れの中を猛スピードでくぐり抜けていく若者や、携帯電話を片手に持ち夢中に話しながら不安定に走る女子高生も良く見る光景です。自分が気をつけていても例えば子供が加害者になれば、保護者としての親達がその責任を問われ賠償金を請求されることになります。
 昨年全国で発生した自転車と歩行者の事故のうち、エコ意識から自転車通勤をする人達が増えている都内は4割に上ったことを受けて、来年1月から警視庁管内では自転車ルールが大きく変わるようです。大阪もそして将来の千里山でも自転車マナーをより意識して運転するようにしましょう。

はしご酒イベント

2011-11-11 00:01:57 | 千里山INFO

 先日地(自?)ビールを作られている知人のことをブログで紹介させて頂きましたが、最近仕込んだ新たなビールの試飲に昨夕また立ち会って、その時の話題で「はしご酒イベント」が各地で盛んに行われ街を元気にしていることを教えて貰いました。
 見せて貰った新聞の切り抜きによりますと、フリーパスチケットを購入すれば街の居酒屋で限定メニューが一つ食べられるものとか、3千円のチケットで6時間の制限時間内に参加11店で飲み食いができるものなど、「はしご酒イベント」には各地で色々なパターンがあるようです。何れにしても普段興味があっても入りづらかったお店にも気軽に行くことができるので、お客だけでなくお店もそれを機会に知って貰えるなど双方のメリットが上げられています。イベントに参加することでお客同士の交流も行われて、飲み友達が増えたり名刺交換から仕事の繋がりに発展することもあるようです。
 元祖は2004年北海道函館市で始まった「バル街」と言われています。バルとはスベインやイタリアの軽食・居酒屋のことで、現地では気軽にワインやパニーニなどの軽食が楽しめる社交場になっています。最近は大阪でも福島区の飲食店街で「野田バル」が行われ盛況だったようです。
 千里山でもそんな街の活性化が企画されても面白いのではないでしょうか。

※ 写真は和歌山県田辺市中心市街地の活性化策として、同市の第三セクターまちづくり会社「南紀みらい」が11月6日、チケットを購入すれば飲食店5軒でワンドリンクと料理1品ずつ飲食できる、はしご酒イベント「南紀田辺☆うめぇバル」を紹介した記事から拝借しています。

音楽流通の今後

2011-11-10 00:01:26 | 作詞・作曲

 音楽CDの売り上げが1998年をピークとして、昨年にはその約半分にまで下降しています。一方その影響が大きいと見られていたインターネットでの音楽配信の伸びも、当初の予想に反して現在横ばいとなっているようです。それを補うようにコンサートやロック・フェスなどライブ関連が活性化しているという分析もされています。
 最近個人的にも東日本大震災・津波復興支援チャリティーソングをiTunes StoreAmazon MP3などで登録・配信し始めたところでもあり、今後の音楽流通がどうなっていくのか常に見守っていたいと想っています。
 現状ではパソコンや携帯電話のインターネット音楽配信サービスが一般化していますが、これから予想される音楽流通の一つ形としては話題のクラウド利用があります。クラウド上に全てのデータを置いて多様な情報端末で使用するイスタイルで、ビジネス&ライフ・データなどと同じく音楽を含むエンターテイメント・データも共用されます。音楽専用クラウドの他にヤフーやグーグルそしてアップル(iCloud)などの大手ITサービスの競合が既に始まっています。
 もう一つの方向としては定額制で無制限の音楽視聴サービスがありますが、こちらは著作権や利益配分などの問題がまだ十分に整理されていない状況と感じます。しかしヘビーな音楽利用者だけでなく、一般的な多数のユーザーにとっても付加価値の高いスタイルと想われ、近い将来には音楽流通の大きな流れとして利用が広がる予感がします。しかもその変化のスピードは思いの他速いのではないでしょうか。

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缶ハイボール

2011-11-09 00:01:31 | Weblog

 自然な演技が魅力の菅野美穂さんのCMでも話題のサントリー角瓶の、缶ハイボールが2年前(2009年の夏)から発売されていたようですが最近たまに買っています。炭酸ミネラルウォーターを買って好みの濃さでハイボールを作って飲むのも良いですが、値段的にも量もそして手間いらずなのが何よりも重宝します。
 スーパーの同じ棚にはニツカやトリスの缶ハイボールも並んでいました。同じくサントリーですが今年の冬限定に「トリスハイボール ゆず缶」が新発売というニュースも出て、ハイボールのブームもまだまだ続きそうな勢いを感じます。ビールやカップラーメンもそうですが多品種でアピールするデフレ商戦が定着した中で、季節限定の新商品開発がお酒の分野でも盛んに競われています。中には失敗するものもあると想われますが、培われた技術やデータが次のテーマに繋がり、消費者がまた来年の美味しさを味わえることになるのでしょうか。
 立冬を過ぎてようやく平年並みの寒さが訪れようとしています。お湯割りの方が身体にとっても良い感じの季節になりますが、まだ暫くは缶ハイボールと最近飲み始めたサッポロの「麦とホップ・黒」の爽やかな“ほろ宵”を楽しみたいと想います。

※ ずいぶん昔のことですが当時サントリーの社主が主催していた、デザイン学生卒業制作コンペに入選し作品が展示されました。関西のメーカーでもありますがサントリーに何か親しみが湧くのはそんな理由かも知れません。

音楽市場『ラ・ミュズィク・マルシェ せんり2011』

2011-11-08 00:01:36 | 千里山INFO

 千里山まちづくり協議会の事務局長のMさんからメーリングリストで、楽しい音楽イベントのお知らせが送られて来ましたので転載し紹介させて頂きます。
千里の皆様へ
音楽愛好家の皆様へ

11/12(土)13(日)は、千里中央せんちゅうパル北広場と千里ライフサイエンスセンター1Fで、音楽市場『ラ・ミュズィク・マルシェ せんり2011』が開催されます。
音楽市場『ラ・ミュズィク・マルシェ』とは音楽を感じる素敵な野外マーケットで、色々のジャンルの音楽の生演奏と音楽関連の市場が開かれます。 
地元千里のグループだけでなく、世界的に演奏活動をしている『ドゥ・マルシェ』(アコデオンとバイオリンの女性デュオ)もやってきます。

千里中央に行ってみませんか。

被災地への支援のいろいろ

2011-11-07 00:01:47 | Weblog

 東日本大震災・津波の被災地支援、そして奈良・和歌山山間部の台風・大雨による被害に対して、全国から復旧作業ボランティアや炊き出し・募金活動、また芸能・娯楽関連など多くの支援が伝えられています。先日は塩害にあった田畑で綿花栽培を進めるアパレル・グループなど、様々な企業レベルの取り組みもテレビニュースで紹介されていました。
 今回は町工場が集積していることで知られた東京都大田区の町工場が、一人で簡単に汚泥などを袋詰めすることができるような便利金具グッズを作ったという話題です。作業ボランティアの本部からの相談を受けた社長が、「何かできることがあれば、ぜひお役に立ちたかった」という気持ちで直ぐに設計したものです。袋を持つ人とスコップで入れる人の2人掛かりでしていた作業の効率がとても向上したそうです。鉄板を切る・バリを研磨する・曲げる・溶接するなどの工程ごとに、声を掛けられた町工場が協力を惜しまなかった成果ということです。
 ロケットや人工衛星の部品製造の技術が話題になった町工場ですが、このような分野でも大きな技術貢献をされているのは素晴らしいと想います。

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『大人のロック』ビートルズ編

2011-11-06 00:01:22 | 作詞・作曲

 先週2日(水)のNHK「SONGS」は武道館来日コンサートから45周年ということで、ビートルズのラブソング特集を放送しました。
彼らの数多くのヒットナンバーから、とくに世界中が熱狂した「ラブソング」に注目して送る。個性的な恋人たちとの出会いから生まれた「ラブソング」によるデビューからの快進撃。
人気が世界へ波及してゆくとともに目覚めた「人類愛」とも言うべき「広く大きなラブソング」。結婚・離婚など恋愛の葛藤や、メンバー間の亀裂の中で生まれた「歪んだラブソング」。
彼らの愛のエピソードを軸に、名曲が生まれた背景をつづっていく。
NHKバックナンバーより】
 意味が分からなくても素晴らしさは分かる曲想はいうまでもなく、その歌詞の背景にもメンバー達のリアルな想いがこもっていることが理解できました。生きていくことと歌づくりがシンクロすることで、アーティストの表現は説得力を持つのです。

※ CDが開発された当時に比べて大きくデジタル化技術が進化し、2009年にアナログ・マスター音源の再デジタル盤が発売されたことから、その解説・特集ムック本も出版されています。

 大人のロック!特別編集 ザ・ビートルズ 新時代の響き (日経BPムック)
 クリエーター情報なし
 日経BP社

特集「社会的ひきこもり支援事業」

2011-11-05 00:01:14 | 千里山人(ちさとのやまひと)

 吹田ケーブルテレビの市報番組「お元気ですか!市民のみなさん」(動画も配信)で、11月4日(金)~10日(木)は特集「社会的ひきこもり支援事業」が放送されています。
 市内のひきこもりやニート・不登校の人達を支援して社会参加を促していこうと、吹田市が設置運営している施設「ぷらっとるーむ吹田」や「青少年活動サポートプラザ」、「パーソナルサポートセンターすいた」などの案内と共に、千里山月が丘に今春から開かれている「サポートスペース赤レンガ」が紹介されています。
 「サポートスペース赤レンガ」を運営しているNPO法人「フルハウス」代表の桑田さんと事業パートナーの田崎さんが、インタビューでこのスペースの意義と事業の説明をしています。市の設けた公的な施設とは少し違って、より気軽な雰囲気で利用して貰えそうに感じました。
 僕も時々お邪魔してスタッフや利用者にパソコンなどを教えたりしていますので、ご家族や近隣にそのような方がおられたら「サポートスペース赤レンガ」を一度訪ねられたらとお薦め下さい。
 【吹田ケーブルテレビ・放送時間30分】
 毎日5回‥‥9時(土・日曜日は8時)、12時、15時、18時、22時
 ※ この特集は、11月4日(金)~10日(木)の一週間です。

故郷の伊勢エビまつり

2011-11-04 00:01:26 | ウェルかめ

 2日夜のテレビ朝日「ナニコレ珍百景」のイベントの珍百景特集で、僕の故郷である徳島県美波町由岐で20年前から行われている「由岐伊勢エビまつり感謝祭」の模様が紹介されました。
 美波町は伊勢エビの産地であり地元の友達なども伊勢エビ漁をしている者もいるのですが、それを消費者にアピールしたり観光客に地域を知って貰う目的で「伊勢エビまつり感謝祭」が行われています。僕も帰省するたびに駅に貼られたポスターなどで見るのですが、丁度その日に帰ったことが無いのでテレビ放送で初めて見ることができました。知った顔は見当たりませんでしたが、見慣れた町の山海や漁港風景を懐かしく想いました。
 新築する家の棟上げ式でよく餅などを近隣住民に上から撒いて祝うのがありますが、漁師は新しい船の進水式にも餅やお菓子などを撒きます。そのような感じで大漁旗で飾られた船の上から集まった観衆に向けて、30匹の伊勢エビが投げられる「福投げ」の光景が「珍百景」ということでした。他にもモチやお菓子も投げられ、1回300円で挑戦できる伊勢エビ釣りのコーナーや、伊勢エビ汁なども無料振る舞いもされているようです。また「珍百景」には目出たく合格し登録されましたが、それには大きな伊勢エビロボットが効果的だったのではないかと想いました。
 10月23日当日は神事の後で伊勢エビ神輿を乗せた船で沖へ出港し、海の恵みに感謝しながら沖合約1キロで伊勢エビ70匹を放流しました。港では地元で捕れた海産物の販売や魚のつかみ捕りも行われ賑わいました。僕も一度その日に合わせて帰省してみようかと想います。

食欲の秋

2011-11-03 00:01:15 | Weblog

 先日、図書館(写真は小さな裏庭のベンチで仰向けになり見上げた空と流れる雲)で同じテーブルの前に座った幼い女の子が、絵本を読んで貰っている母親に可愛い声で話しかけました。
 「ねえお母さん、この頃すぐお腹が空くね」
 「そうだね、クマさんも冬眠するまでにたくさん食べるでしょ」
 「トウミンって?」母親は少し考えてから、
 「冬になると雪が降って真っ白で何も見えないし、食べ物も無くなっちゃうので暖かくなる春までお眠りするの」
 「ふーん」
 「だから今はその分いっぱい食べて太っちゃうの」
 大人は「食欲の秋」とか言い習わして、この時節に食欲が増進するのを常識や当たり前のこととしているのですが、小さな子供の感性はこの季節になってお腹が空くとその不思議さを素直に感じ取り、冬の寒さと成長のためのエネルギーを本能的に蓄えようとしているのだと想像しました。一方そんな季節に自然に反してダイエットをしようとするような現代人が、何か生きるセンサーを狂わせてしまった堕落した生物に想えた会話盗み聞きのひと時でした。

千里山の無料巡回バス

2011-11-02 00:01:47 | 千里山INFO

 千里山の第1・第2噴水や新田地区公民館を通り、イオン南千里店や阪急南千里駅まで行く、無料巡回バス「南千里コース」が10月3日から新しく運行されています(既に2年前から「千里山コース」は走っています)。
 以前から新田地区の住民は、坂道の多いことやどちらの駅からも距離があり、高齢者の方達には少し出掛けるのが不便なことから、吹田市が計画していたコミュニティー・バスの実験運行に積極的に関心を寄せてきました。しかしそれも時間が経つ中でなかなか路線化が進まない状況でした。そこでイオン南千里店やその中にテナントとして入っているミドリ電化の協力のもとに、(株)ケア21が「楽しいバス」をこの地域を通り千里山を一周するコースを設けました。
 新しいコースとその時刻表を見てみると、例えば第1噴水から乗り込みイオン南千里店やミドリ電化で買い物をし、また阪急南千里駅までバスに乗ってそこから電車で千里山駅に帰ってくるという利用があります。春日の方にお住まいの方は毎日の買い物に利用するのも良いし、千里山にある多くの開業医院や整骨・治療院などにも通えます。
 無料巡回バスに乗るには乗車証が必要ですが、おおむね60歳以上で介護者も無料で利用できます。利用登録や運行日時などはホームページでご確認下さい。

コース(拡大)と時刻表

『すいたHoHoHo』Vol.6

2011-11-01 00:01:38 | 千里山ウォーカー

 吹田市産業にぎわい創造室が編集し無料配布している『すいたHoHoHo』のVol.6号、「桃山台駅・南千里駅界隈」特集版が発行されました。吹田市で「駅の数だけ発見がある」として始まったこの“遊歩マガジン”も、これで残すところ後2冊の企画だけになります。僕らの住む地域の「千里山駅・関大前駅界隈」特集版が12月に、そして最終版として総集編が来年に予定されています。
 Vol.6号ではもう直ぐ隣の駅である南千里駅界隈が案内されています。南千里といえば千里ニュータウンですが、来年誕生50周年を迎えるということで、その公園のような緑が豊かに育った風景が写真で紹介されています。最近話題になっている電線を地下に通すという理想が、既に当時のまちづくりに実現しているのは興味深いことです。そして住民が育てた豊かさが「千里ニュータウン物語」として掲載されています。
 地縁の人へのインタビューでは落語家の桂米團治さんが、「吹田に帰ってくると、なんや知らんけど、ホッとするんです」と、この街に住んで感じることなどを語られています。桂米團治さんは千里山に住んでおられてコンビニなどで見掛けたことがありますが、次号の千里山界隈の分に回せなかったのかと少し残念でした。次号の「I LOVE SUITA インタビュー」には果たして誰が採り上げられるのでしょうか。