日赤の募金集めも既に十五年・・・十五年も経つと、遠慮するご家庭には伺わないし、好意的に迎えてくれる家ばかりなので本当はすごく楽なはず。なのに訪問前は肩が気も重く肩が凝る。小心者の所以。
「うちの婆さん、階段から落ちてから、ボケが入っちゃって」とこぼしていた老人「わたしも90を超えまして」とも言い、すっかり足腰もお弱りの様子・・・。
伺ってみると、奥さんは窓際にソファに腰をかけてこちらを見ていたけれど、出て来たのはヘルパーさん。少しのやり取りのあと、大きな声がして・・・「ああ、思い出した、ご苦労さんね。」と、奥さん。
去年は「上がっていきなさいよ」と声をかけてくれたけど「こちらが一番始めで、これからですから」と挨拶したことをこちらも思い出した。
一年一度のご奉仕・・・高齢化も進んでいく。
何軒かは話し込むのを覚悟していく。
話し込むというより訪問先のお話をゆっくり聞かせてもらう時間。
お元気でいるだろうかと心配して訪ねると、反対に「あなたの姿が見えないのですごく心配しました。入院でもしたのかとあなたの家の前まで行ったら、ベランダに布団が干してあったので・・・」と。
ああ、わたしのことを心配してくれる人がいる!
それだけでも、嬉しいこと。
《情けは人のためならず》・・・つくづく実感。
「うちの婆さん、階段から落ちてから、ボケが入っちゃって」とこぼしていた老人「わたしも90を超えまして」とも言い、すっかり足腰もお弱りの様子・・・。
伺ってみると、奥さんは窓際にソファに腰をかけてこちらを見ていたけれど、出て来たのはヘルパーさん。少しのやり取りのあと、大きな声がして・・・「ああ、思い出した、ご苦労さんね。」と、奥さん。
去年は「上がっていきなさいよ」と声をかけてくれたけど「こちらが一番始めで、これからですから」と挨拶したことをこちらも思い出した。
一年一度のご奉仕・・・高齢化も進んでいく。
何軒かは話し込むのを覚悟していく。
話し込むというより訪問先のお話をゆっくり聞かせてもらう時間。
お元気でいるだろうかと心配して訪ねると、反対に「あなたの姿が見えないのですごく心配しました。入院でもしたのかとあなたの家の前まで行ったら、ベランダに布団が干してあったので・・・」と。
ああ、わたしのことを心配してくれる人がいる!
それだけでも、嬉しいこと。
《情けは人のためならず》・・・つくづく実感。