続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

草取りの真意。

2011-05-14 06:56:44 | 日常
 Kさんは、隣接する駐車場や川沿いをいつも気にかけ、草取り清掃をしている。
 ある時などは、見知らぬ人が駐車場の草取りをするのを見て、自分もお手伝いにと鎌を持って近寄ったら、
「わたしは仕事(雇われて)で、草取りをしているので手伝わないでください」と言われたらしい。

 つい最近もそこの草取りをしているので
「止めときなさいよ、草取りをする人の仕事がなくなっちゃうじゃないの」と言ったら、
「うーん、そうだけどね・・・わたしはここの地主さんにはお世話になったから少しでも恩返しがしたいだけなんだよ」という。

「そう」
「そう、他所から来たのに子供が生また時には、借家なのに増築してくれたんだよ、四畳半をね。」
「・・・」
「前の町内会会長だった人だよ、もう亡くなったけど」
「わたしは恩返しをしているだけなんだよ」
 齢90を超えんとするKさんの言葉に胸が詰まった。

Re『武蔵野』289。

2011-05-14 06:45:13 | 国木田独歩
話していた人々がどっと何事をか笑った。月が家並の後ろの高い樫の梢まで昇ると、向う片側の屋根が白ろんで来た。

 話人人何事月家並後高樫梢昇向片側屋根白来

☆吾(わたくし)の忍ばせた図りごと。
 化(形、性質を変えて別のものにする)の字を照(見比べる)
 合わせる化/形、性質を変えて別のものにし、蔽(見えないようにする)語(ことば)の構(しくみ)。
 可視(肉眼で見えること)で消し、照/てらしあわせ、考えると、返/もとにもどる則(きまり)也。
 混ぜて吐く(言う)ことが頼りである。