続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

何でもないことの有り難さ。

2011-06-10 07:07:23 | 日常
 多少咳き込むものの、ほぼ通常通りの体調。
 
 食欲が出て、あれもこれもと手を付けたくなる。(ああ、今度こそ治ったのだ)嬉しさがこみ上げて、しみじみ何でもないことの有り難さを実感する。

 母親の亡くなった年齢・・・64才。
 やりたいことも出来ずに、臥せっていた亡母の毎日・・・言い難い辛苦の日々だったに違いない。
 やることをやればいいというそっけない介護・・・ごめんなさい。
 
 色々考えると自分の不甲斐なさにどんどん落ち込んでしまう。自分の風邪は何とか治そうと努力したのに母親の看病は日常化した義務と化した罪。
 本当にごめんなさい。
 自分の本質を鑑みると耐えられない・・・こんな人間だもの・・・ろくな者じゃありゃぁしない。風邪ぐらいで済んだのは、あの世の両親が哀れんで神様に頼んだのかもしれない。「あんな薄情な娘だけど、許して」と。

『風の又三郎』11。

2011-06-10 06:34:33 | 宮沢賢治
そしてその机といったらまったくこの泣いた子の自分の机だったのです。もひとりの子ももう半分泣きかけてゐましたが、それでもむりやり眼をりんと張ってそっちの方をにらめていましたら、ちゃうどそのとき川上から
「ちょうはあかぐり ちょうはあかぐり」と高く叫ぶ声がしてそれからまるで大きな烏のやうに嘉助が、かばんをかゝへてわらって運動場へかけて来ました。

 「ちょうはあかぐり」はチョウ/丁(第四からdie死を暗示)かぐりは、カクリ/隔離。
 嘉助は、カが付くから火星。かばん/satchel、火星には衛星(Satelite)もある。
 全て天空(異世界=あの世)の話。

☆「死者は隔離、死者は隔離」と高く叫ぶ声がしました。

『城』507。

2011-06-10 06:06:08 | カフカ覚書
「いつもあの連中を連れてくるのです。あの連中がいると、こちらまで頭がこんがらかってしまいます。

 連中/Volk・・・民族。
 連れてくる/bringt→blinken/(ぴかぴか)光る。
 こんがらがる/zerruttrt・・・崩壊する。

☆「いつもあの民族は光るのです。あの光にあうと、こちらまで監視にたいして崩れてしまいます。