続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

牧水会。

2011-06-25 07:02:43 | 日常
 別に歌を作っているグループというのではない。
 牧水記念館のそばのCCで友人になった同士の月イチの集い。

 新聞紙で作るコサージュだったし、集合はリーズナブルで知られる夢庵だし・・・比較的気楽に参加しているけど・・・。
「あらっ」とAさんがBさんの髪を触ったら、
「ああ、これ。Nという女優さんが宣伝している付け毛なの。パンフレットだけお願いしたら、『伺って説明に参ります』っていうでしょう。まごまごしていたら美人の販売員さんが見えてね、ひと言も押し付けがましいこと言わないで説明してくださって・・・結局購入してしまったの・・・59万円・・。」
(はぁ!)

「そうして夏になったら、夏用をって仰るの。35万・・・以前デパートで購入したものもあるし・・・三つも要らないから考えているの。主人は『買ったらいいじゃないか』っていうけど」
「・・・」

「髪の毛なんか面倒だから自分で切っています。タダだし・・・」なんていう雰囲気じゃなかったわ。
 これからもお付き合い出来るかしら・・・。

『風の又三郎』25。

2011-06-25 06:45:59 | 宮沢賢治
すっかりやすみの前の通りだとみんなが思ひながら六年生は一人、五年生は七人、四年生は六人、三年生は十二人、組ごとに一列に縦に並びました。

☆すっかりやすみの前の通りだとみんなが思いながら無は宇宙、語は死地、死は無、太陽は自由に、蘇みがえって宇宙に自由に並びました。
 ここには順序、順列がないのではないかと思う。

『城』521。

2011-06-25 06:08:39 | カフカ覚書
 彼女は隅っこから鞭をとりだすと、まるで子羊よろしく、いくらか危なっかしいかがらも高くひと跳びして、踊っている連中のほうに跳び降りた。

 隅っこ/Ecke→echt/本物の、真の。
 鞭/peitsche→patsch/苦境。
 子羊よろしく/Lammchen→Rammchen/小さな枠。
 高く/hohen→Hof/家屋敷。
 跳び降りた/springt→sprengen/追い立てる。
 踊っている/Tanzenden→Tand/価値のない。tandelei/戯れる。

☆彼女は真の苦境から、まるで小さな枠でもあるかのように、いくらかの家屋敷を確かではないが、価値のない明かりの方に追い立てた。