続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

会話に潜む刃。

2011-11-05 07:03:48 | 日常
 秋の空・・・。
 人の心も・・・いつも《清廉潔白、曇りなし》というわけにはいかない。

 ちょっとした相手の言葉に衝撃を受ける。なんでもない顔をしながら深く傷ついてしまう。(これでまた立ち直るまでには時間がかかるわ)
 
 何気ない言葉・・・他愛ない会話にも危険な落とし穴は潜んでいる。

 もちろん逆もある。
 何気ない返答のつもりでグサッと相手を傷つけていることもあるかもしれない。きっとあるに違いないと、言葉を発した本人である自分も深く傷つき落ち込んで、それを忘れるまでには時間がかかる。
(本当にそんなつもりは無いの!)そう言いたい。

 時間が解決してくれるだろうか・・・そう思い悩むのは精神が軟弱だからで、相手は何も感じていないかもしれない。それなら救われるけど・・・そうであってほしいけど・・・。


 何気ない会話を煩悶してくよくよしているわたし。

 過ぎてしまったことは仕方ない・・・お互い悪気は無かったの。きっと!

 いえ、あるのよ。でも、それを踏み越えていくのが人の道。(負けないわ)

『風の又三郎』151。

2011-11-05 06:51:14 | 宮沢賢治
「そだら早ぐ行ぐべさ。おらまんつ水呑んでぐ。」

 早ぐはソウと読んで、総。
 行ぐはコウと読んで、考。
 水はスイと読んで、推。あるいは遂。
 呑んではドンと読んで、貪。

☆総ての考えを推しはかるのは貪/よくばりである。
 あるいは、
 総ての考えを遂/やりとげ、貪/むさぼる。

『城』646。

2011-11-05 06:30:56 | カフカ覚書
でも、わたしの方は、一人の人間にかんすること、わたしのいとしい女中にかんする話なのですよ」

 ひとりの/einen→Ahnen/予感する。
 いとしい/liebe→rieb/或人と摩擦を起こす、或人に喧嘩をしかける。
 女中/Magd→Macht/権力。

☆でも、わたしのほうは予感される人類についてであり、或人と摩擦を起こすような権力についての話(訴訟、事件)なのですよ」