続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

小栗上野介。

2011-11-30 06:30:02 | 日常
 衣笠CCで行われた「小栗上野介の生涯」の講座はすごく面白かった。講師である今原先生の見てきた如くの切れ目なく余談に到る講釈には、何か近代の歴史を目の当たりにしたような感動を覚えた。

 横須賀製鉄所・・・海軍工廠・・・これがなければ、わたしはここに居ない人間である。

 伊豆の戸田村からやってきた祖父・・・。
 礎となった小栗上野介の仕事・・・横須賀の祖と言っても過言でない偉人。罪無くしてこの世を去ったことは慙愧に堪えない。


 歴史に無関心なわたしは少々恥ずかしい。知ることが明日への道しるべになる。意欲のないだらしないわたしだけど、機会があって小栗上野介の功績、足跡に触れ得たことに感謝したい。

『城』670。

2011-11-30 06:05:28 | カフカ覚書
「で、きみとなら、話をしてくれるのかね」
「だめ、だめ」と、フリーダは言った。「あなたもだめ、わたしとだって、話をしてくれない。まるっきり不可能なことですわ」彼女は腕をひろげてお内儀のほうをむくと、「ねぇ、お内儀さん、この人は、なんてことをのぞんでいるんでしょう」

 腕をひろげて(求める)/verlangt→verruckt/突拍子もない思いつき。

☆クラム(氏族→先祖)と話をするなんて、突拍子もない考えだと強調しているシーン。