続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

真面目。

2011-11-20 07:05:31 | 日常
 元教師のAさんの真面目さには驚嘆に値するものがある。

 一昨日バッタリ道であったとき「こんなグループ展を見てきたわ」と、案内の冊子を渡したら「アラッ、知っている人たちだわ、明日見に行こうかしら」と言っていた。

 昨日はあいにくの暴雨(この雨じゃきっとパスね、少なくともわたしなら行かない)と思っていたら、ナ、何とびしょ濡れになってまで、(若干不便な場所にある)画廊へ観に行って来たとの事。

 どうして、行くと決めたら行くの?凄いわ!


 自分宛に送られてきた甘柿二個・・・「その日は妹と半分ずつ食べたの、で、次の日にまた半分ずつと思っていたら仏壇に置いた柿が無いじゃない。妹が食べてしまったのよ。わたしのものなのよ!」憤慨する姉であるKさん。
 
 真面目に物を考える人にとっては考えられない暴挙・・・。
 常に自分を抑えているように見える。でも「恋というものをしてみたかったわ」とつぶやいたことがある。
 真面目な生き方には恋は邪悪で危険なエリアに見えたのかもしれない。

『城』661。

2011-11-20 06:10:08 | カフカ覚書
「あなたは名誉を重んじる、りっぱな紳士でいらっしゃいます」と、お内儀は答えたが、彼女も、涙声になり、疲れきった様子で、息ぐるしそうだった。

 涙/Tranen→Traun/夢、希望。
 声/Stimme・・・発言権、言葉、要求。

☆「先祖は自尊心を持った人間である」と、お内儀(言葉)は表現し、希望を要求した。先祖は衰微したようには見えず、困難な生き方であったけれど、力を振り絞って言った。