続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

胸が痛い。

2011-11-26 06:28:53 | 日常
 隣家のKくん、朝車で出るところだったので「行ってらっしゃい、気をつけて」と手を振ったら、
「おばさん、どこへ行くの」と言うので、「衣笠公民館」と応えると、「乗っていきなよ」と言ってくれた。

 ありがたく便乗させてもらい、改めてKくんを見た。
 隣同士になって三十余年、Kくんは当時小学三年生。
「大人になったね」と言ったら、
「もう四十過ぎのおじさんですから」と笑った。


 とその時わたしは見てしまった、二本の前歯が無いことを。

《嘘!》

 ショック!

 何事もないように話し、驚きを隠して車から降りたけど
(どうしたの、どこで転んだの。何で前歯をなくしてしまったの)激しく心は動揺してしまった。

 可愛いKくんの歯が無くなってしまったなんて!
 子供だとばかり思っていたのに、どうしたの?(隣のおばさんは悲しい)

 何かの事故で前歯だけで済んだというのなら喜ぶべきかも知れない・・・でも、でも・・・。

 息子に重ねて思い描くと・・・ああ・・・歳月の営みは残酷・・・いつかみんなそうなる宿命?

 差し歯でも何でもして早くおばさんを安心させて下さい。(見なかったことにするから・・・)

『城』666。

2011-11-26 06:00:19 | カフカ覚書
それに、わたし自身も、結婚式のまえにどうしても片づけておかなくてはならないことがあるのです。クラムと会って話をしなくてはならないのです」

 結婚式/Hochzeit→Hoch zeit/時の満ちた(万歳)の時世。
 片づける/erledigen・・・失脚させる。
 クラム/Klamm→Klan/氏族。

☆それに、わたし自身も、聖なる時世にどうしても片づけておかなくてはならないことがあるのです。氏族(先祖)と会って話をしなくてはならないのです。