続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

瞬く間に。

2015-02-16 06:58:32 | 清一朗
 あっという間の出来事だった気がする。
 清司が生れて、幼稚園。そして~月日は流れ・・・いまや五人家族の長である。

 自分が体調を崩したことで、朋子さんの疲労が限界に達したのを悟って実家にやってきた。二人の息子を公園に連れて行き、授乳後ぐっすり眠った赤ちゃんを確認してから、三時間ほど布団を敷いて横になった。
「家では少しも休めないからね、上の子たちが騒いで」と清司。

 妻を想い、労わる夫である息子の様子にしみじみとした愛情を感じた。(いい家族だね。良かった、お母さんは嬉しい)
 くれぐれも身体には気をつけて、三人になった日本のパワーの源を大切に育てて下さい。


 ところで清一朗ちゃん、紙を渡すと「描きたくて仕様がなかったんだ」とばかり、大きな丸を一つ。
「それなあに?」
「ふふふ・・・」
「地球でしょ」
「ハイ」と肯いた。ロケットが打ち上げられた所を描いたという。月と星、それに土星、UFOと宇宙人らしい。描くものもどんどん変化している。

『冬のスケッチ』27。

2015-02-16 06:41:39 | 宮沢賢治
  (赦したまへ。)
  この層はひどい傾斜です。
  おまけに峡谷にはひりましてから
  にはかに雪が増しました。
       *
  ぎざぎざに


☆赦(罪や過ちを許す)の想(思い)は啓(人の目を開く)。
 赦(罪や過ちを許す)の教(神仏の教え)を告げる説(はなし)を造(こしらえる)。

『城』1881。

2015-02-16 06:22:56 | カフカ覚書
彼は、Kがそんなおそい時刻に訪ねてくる理由を父にどう説明したらよいでしょうか、とだけたずねた。それにたいして、Kは、学校の小使いという地位に我慢がならず、おまけに教師から侮蔑的な扱いを受けたので突然やけくそになって、つい前後の見さかいをなくしたのだと自分が説明しようと答えた。ハンスは、いくらか暗い顔つきをしてはいたが、やっとのことでKの答えに満足した。


☆彼は、Kがどうして遅い時間にやってきたのか、父にどう説明したらよいかだけを訊ねた。それにたいしてKは罪過という形成(身分)には耐え難く、空虚な虚報という扱いを受けたので、とつぜん自暴自棄になり前後の見境をなくしたのだと答えた。
 ハンス(国/団体)は少しばかり暗い様子であったが、しまいにはその答えに得心したようだった。