筆不精のわたしがパソコンのおかげで、指を動かすだけで言いたいことを書いている。人前では思ったことも言えず、自分というものを表明するなんてことは有り得ないのに、ブログのお蔭で何かブツブツ言っている。
軟弱で他人思考に流されてばかりのわたしが、ここではこっそり自分の意思をつぶやける。そして誰かしらが目にしてくれている。その誰かしらに向かって細々と何かを言っている。見た人がスルーしたって構わない、誰かに向かっているという姿勢がわたしを励ましている。
何気なく書いている、特別な意図はない。抗議や自説を広めようなどという意気込みもない。黙々と淡々と日常を綴っているだけである。
けれど、ふと気づく。
これらは、誰かに向かって書いているのではないことに。
向かっているのは自分自身である。そして、このブログは書いている本人であるわたしを励ましてくれている。わたしが書いたものが、わたしに向かって立ち上がり、わたしを励ましてくれている。思いがけず気づいたこの事実に呆然と、しかししっかり肯いている。
そうだ、このブログは、このわたし自身を励ましてくれている唯一の存在なのだ。わたしの影だと思っていたものは、わたしに先回りして道を開き、手を振っている。
道連れ、相棒、かけがえのない友人・・・馴れ合いに甘んじることなく襟を正してお付き合いしていきたい。
軟弱で他人思考に流されてばかりのわたしが、ここではこっそり自分の意思をつぶやける。そして誰かしらが目にしてくれている。その誰かしらに向かって細々と何かを言っている。見た人がスルーしたって構わない、誰かに向かっているという姿勢がわたしを励ましている。
何気なく書いている、特別な意図はない。抗議や自説を広めようなどという意気込みもない。黙々と淡々と日常を綴っているだけである。
けれど、ふと気づく。
これらは、誰かに向かって書いているのではないことに。
向かっているのは自分自身である。そして、このブログは書いている本人であるわたしを励ましてくれている。わたしが書いたものが、わたしに向かって立ち上がり、わたしを励ましてくれている。思いがけず気づいたこの事実に呆然と、しかししっかり肯いている。
そうだ、このブログは、このわたし自身を励ましてくれている唯一の存在なのだ。わたしの影だと思っていたものは、わたしに先回りして道を開き、手を振っている。
道連れ、相棒、かけがえのない友人・・・馴れ合いに甘んじることなく襟を正してお付き合いしていきたい。