『与えられたとせよ:⑴落ちる水、⑵照明用ガス』
タイトルは要するに《地球》であり、その存在・生命体の継続を、覗き穴という媒体を通して図られたものである。
草原の上に大股をひろげ仰臥する裸婦は、手に照明用ガスのような物を掲げている。生きて生命をつなぐ生殖体そのものであるかの裸婦は情欲をそそるというよりは、むしろ目を背けたくなるような
動物の本能を曝し、恥ずかしさを感じさせない。
恥辱を知るというのは本能であるが、それ以前・・・人類の祖としての条件かもしれない。照明用ガスを掲げているということは自然発火でない火を発見したということであり、ヒト属の原初である。(顔は隠されているが類人猿に近いかもしれない)
時間は100万年前後を遡る景色と推定されるのではないか。
青空があり、植物(食物)があり、肉体があり、《火》があるということはほかの動物に対する優位を獲得したに違いない。(寒さや他の動物から身を護る術を得たということである)
覗き穴から見える景色は《ヒト属》としての原初の景色である。
(写真は『DUCHAMP』TASCHENより)
づかこれからわたしの裁判所の、名誉判事になってください。これかあも、はがきが言ったら、どうか来てくださいませんか。そのたびにお礼はいたします。」
☆済(救い)を伴う諸(もろもろ)である。
冥(死者の世界)を予め絆(つなぎとめる)字がある。
陽(日の光)は諸(多くの)幸いを来す雷(神なり)。
さらに、オルガたちのところへ行っていたことだが、あの一家のおかげである成功がつかめたという口実でそれをうまく正当化できたらいいんだが。
☆霊媒のところを訪問したことだが、先祖を通した彼らのおかげで成功したと認められたらいいんだが。