続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

吉川宏志(私的解釈)人はみな。

2022-04-09 06:39:00 | 吉川宏志

 人はみな途中で死ぬとおもえども海暮れて翁長雄志の途中

 人はみな途中で死ぬ(人皆途中死)はジン・カイ・ト・チュウ・シと読んで、腎、届、渡、知友、覗。
 おもえども海暮れて(思海暮)はシ・カイ・ボと読んで、至、快、摸
翁長雄志の途中はオウ・チョウ・ユウ・シ・ト・チュウと読んで、往、澄、雄、仕、徒、忠。
☆腎(腎臓)を届け渡(人手にわたした)知友を覗うと、快(心地よい)模(様子)である。
 往(その後)は澄(濁りなく)雄(力強く)仕(働いている)。 
 徒(仲間・門人)の忠(まごころ)である。 

 人はみな途中で死ぬ(人皆途中死)はジン・カイ・ト・チュウ・シと読んで、腎、廻、図、注、使。 
 おもえども海暮れて(思海暮)はシ・カイ・ボと読んで、詞、皆、募。 
 翁長雄志の途中はオウ・チョウ・ユウ・シ・ト・チュウと読んで、負う、調、融、詞、賭、註。 
☆腎(重要なのは)廻(元に戻る)図りごとを注(書き記すこと)である。
 使う詞(言葉)を皆(すべて)募り、負う(自分のものとして引き受ける)。
 調べると融(通じる)詞(言葉)がある。賭けて註(意味を書き記す)。

 人はみな途中で死ぬ(人皆途中死)はジン・カイ・ト・チュウ・シと読んで、尽、械、吐、衷、志。
 おもえども海暮れて(思海暮)はシ・カイ・ボと読んで、旨、諧、簿。
 翁長雄志の途中はオウ・チョウ・ユウ・シ・ト・チュウと読んで、応、徴、遊、試、図、注。
☆尽(すべて)械(からくり)があることを吐く(もらす)。
 衷(心の中)を志(書き記す)旨(考え)を諧(ととのえ)簿(ノート)に応(他のものと釣り合うもの)を徴(集める)。
 遊(楽しむ)試(こころみ)として、図(計画して)注(書き記している)。

※翁長雄志は沖縄の政治家、2018年、67才で他界している。誰の死もみな途中であるけれど、とりわけ翁長雄志の死は無念である。


松村正直(私的解釈)あなたとは。

2022-04-09 06:09:24 | 松村正直

  あなたとは遠くの場所を指す言葉ゆうぐれ赤い鳥居を渡る

  あなたとは遠くの場所を指す言葉・・・山の彼方の空遠く幸い住むと人のいう、何処と指定不可な《あるらしい》想像上の場所である。
 有るらしいけど、無いかもしれず、漠然と在ると仮定し信じている場所である。

 ゆうぐれ赤い鳥居・・・一日の終わりを告げる淋しくも美しい夕暮れの景。夕暮れの赤さに重なる赤い鳥居には異世界へと誘う不思議な魔力がある。
 鳥居は神様の世界と人間世界を分ける境界であれば、その鳥居(境界)を渡るということは人間から神様の世界に移行するということである。

 渡っていくのはあなた、貴方が彼方へとゆうぐれ赤い鳥居を渡っていく・・・。

 惜別の歌、慟哭の歌、哀歌である。