続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『飯島晴子』(私的解釈)卯の花の。

2022-04-24 14:16:21 | 飯島晴子

   卯の花の老いて久しき空のいろ

 卯の花の老いて久しき空のいろ(卯花老久空色)はボウ・カ・ロウ・キュウ・クウ・シキと読んで、膨、貨、浪、窮、空、式。
☆膨(ふくらむ)貨(お金)の浪(むだ)で窮(行き詰まって身動きできない)のは空(虚しい)式(やり方)である。

 卯の花の老いて久しき空のいろ(卯花老久空色)はボウ・カ・ロウ・キュウ・クウ・シキと読んで、防、禍、労、杞憂、食う、拭。
☆防(あらかじめ用心する)禍(災難)の労(ほねおり)。
 杞憂(取り越し苦労)を食う(小ばかにする)ことを拭う。

 卯の花の老いて久しき空のいろ(卯花老久空色)はボウ・カ・ロウ・キュウ・クウ・シキと読んで、暴、苛、老、朽、空、識。
☆暴(不当な)苛(惨さ)、老(年を取ると)朽(古くなって駄目になる)。
 空(虚しさ)を識る。


『飯島晴子』(私的解釈)樹はふかく。

2022-04-24 13:38:34 | 飯島晴子

   樹はふかく川を隠せり源信忌

 樹はふかく川を隠せり源信忌はジュ・シン・セン・イン・ゲン・シン・ヒと読んで、寿、心、宣、隠、厳、親、披。
☆寿(長命を祝う)心を宣(のべる)。
 隠れた厳しさを親(身内)が披(打ち明ける)。

 樹はふかく川を隠せり源信忌はジュ・シン・セン・イン・ゲン・シン・ヒと読んで、授、娠、詮、胤、厳、神、秘。
☆授(さずかる)娠(妊娠)を詮(明らかにする)。
 胤(血筋)の厳(おごそか)、神(人智では計り知れない)秘である。

 樹はふかく川を隠せり源信忌はジュ・シン・セン・イン・ゲン・シン・ヒと読んで、需、芯、選、引、言、信、批。
☆需(必要とする)芯(物の中心)を選び引(導く)言(言葉)を信じて批(是非を判定する)。

 


吉川宏志(私的解釈)ここにいたら。

2022-04-24 07:45:56 | 吉川宏志

 ここにいたら苛々すると子は去りぬ小さな池だった四人暮らしは

 ここにいたら苛々すると子は去りぬ小さな池だった四人暮らしは(此処居苛苛子去小池四人暮)はシ・ショ・キョ・カ・カ・シ・キョ・ショウ・チ・シ・ジン・ボと読んで、詞、庶、挙、加、何、詞、許、章、致、詞、腎、簿。
☆詞(言葉)の庶(もろもろ)を挙(企て)加える何かの詞(言葉)を許(認める)章である。
 致(行き着かせる)詞(言葉)の腎(かなめ)は簿(ノート)にある。

 ここにいたら苛々すると子は去りぬ小さな池だった四人暮らしは(此処居苛苛子去小池四人暮)はシ・ショ・キョ・カ・カ・シ・キョ・ショウ・チ・シ・ジン・ボと読んで、死、処、嘘、禍、苛、死、拒、生、知、自、尽、墓。
☆死処(死んだ場所)を嘘(嘆く)。
 禍(不幸)による苛(惨い)死を拒み、生きることを知(感じ取る)。
 自尽(自殺をした人)の墓。(の前で)

 ここにいたら苛々すると子は去りぬ小さな池だった四人暮らしは(此処居苛苛子去小池四人暮)はシ・ショ・キョ・カ・カ・シ・キョ・ショウ・チ・シ・ジン・ボと読んで、資、署、過、貨、始、去、商、質、視、腎、模。
☆資(元手)の署(割り当て)の過(行き過ぎる)貨(お金)で始めると、去(失くしてしまう)。
 商う質(内容)を視(気をつけて見ると)尽(すべて)模(手探り)だった。


大森静佳(私的解釈)おまえはまだ。②

2022-04-24 07:13:08 | 大森静佳

 おまえはまだ手紙を知らぬ切手のよう街の灯りに頬をさらして

 おまえはまだ手紙を知らぬ切手のよう街の灯りに頬をさらして(前未手紙知切手様街灯頬晒)はゼン・ミ・シュ・シ・チ・セツ・シュ・ヨウ・ガイ・トウ・キョウ・サイと読んで、全、三、趣、詞、置、設、主、要、我意、問う、協、采。
☆全て三つの趣((狙い)があり、詞(言葉)を置(すえ)設(もうけてある)。
 主(中心的な)要(かなめ)の我意を問うことであり、協(力を合わせて)采(選び取る)。

 おまえはまだ手紙を知らぬ切手のよう街の灯りに頬をさらして(前未手紙知切手様街灯頬晒)はゼン・ビ・シュ・シ・チ・セツ・シュ・ヨウ・ガイ・トウ・キョウ・サイと読んで、然、備、須、試、質、接、趣、容、蓋、答、供、再。
☆然(状態)は備えてあり須(必要とする)試みの質(内容)を接(つなぐ)趣(狙い)である。
 容(収めて)蓋(おおう)答えを供(述べ)再(重ねていく)。

 おまえはまだ手紙を知らぬ切手のよう街の灯りに頬をさらして(前未手紙知切手様街灯頬晒)はゼン・ミ・シュ・シ・チ・セツ・シュ・ヨウ・ガイ・トウ・キョウ・サイと読んで、善、美、衆、視、恥、説、取、様、慨、蕩、胸、救。
☆善は美しい。
 衆(大勢の人)を視(注意して見る)と、恥ずかしい説(考え)を取る様があり、慨(嘆く)。
 蕩(すっかり失くす、払い除いたなら)胸(心の中)は救われる。